【桜花賞. 2022】
【出走予定/注目馬】
【追い切り後/調教師コメント】


【2回阪神.6日目】
【2022年/4月10日(日曜日)】
【第82回.桜花賞/ G1】
【3歳/牝馬/定量/芝1600m】


『桜花賞. 2022』の『最終/追い切り後/調教師コメント』をまとめています。


『桜花賞』とは、牝馬三冠(桜花賞/オークス/秋華賞)の第一戦目ですね。5着迄の馬に『オークス』への『優先出走権』が与えられています。

過去15年(2006年、馬場改修以降)のデータを調べてみると…
1番人気馬の成績は【3-5-1-6】。1番人気で優勝した3頭は『2009年.ブエナビスタ』『2010年.アパパネ』『2014年.ハープスター』でした。




【東スポweb】【www.tokyo-sports.co.jp】
【日刊スポーツ】【www.nikkansports.com】
【スポーツ報知】【www.hochi.co.jp】
【スポニチアネックス】【m.sponichi.co.jp】
【サンスポ.COM【www.sanspo.com】
【中日スポーツ】【www.chunichi.co.jp】
【デイリースポーツ online】【www.daily.co.jp】



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【更新情報】
水曜日・木曜日に行われる注目馬の『最終/追い切り後/調教師コメント』も、今後掲載していきます。
(情報量が多く、形容詞の少ない記事を優先)


《6日(水)最終追い切り》
◆アネゴハダ
◆アルーリングウェイ
◆ウォーターナビレラ
◆サブライムアンセム
◆ナミュール
◆ナムラクレア
◆ピンハイ
◆ベルクレスタ

◆クロスマジェスティ
◆サークルオブライフ
◆スターズオンアース
◆フォラブリューテ
◆プレサージュリフト
◆ライラック
◆ラズベリームース
◆ラブリイユアアイズ



《関西馬・栗東》

◆アネゴハダ
【牝3/佐々木厩舎】

《6日(水)最終追い切り:栗東》【報知】
アネゴハダ(牝3歳、栗東・佐々木晶三厩舎、父キズナ)は、坂路を単走。『G1に向けて』と佐々木調教師が話すように、前半から速いラップを刻んでスピードアップした。前半から飛ばしながら勾配がきつくなる後半も鋭さを失わずにフィニッシュして、51秒5―11秒2。53秒5だった前走時をタイムを大幅に短縮する上々の動きで好調をアピールしていた。

【佐々木調教師】
「ラストはいっぱいに追った。G1に向けてしっかり仕上げました。昨夏の小倉の時が1番よかったんですが、その頃に近づいてきました。乗り方ひとつだと思っています」と、上り調子で挑む1冠目での大駆けを狙っている。



◆アルーリングウェイ
【牝3/藤岡健厩舎】

《6日(水)最終追い切り:栗東》【日刊スポ】
アルーリングウェイは、Cウッドで最終追い切りを行った。6ハロン81秒3-11秒6の好時計をマークした。2走前の万両賞(芝1400メートル)で、後のシンザン記念勝ち馬マテンロウオリオン相手に首差の2着と力を示した馬。前走エルフィンSを快勝した勢いそのままに、牝馬クラシック第1弾に挑む。

【藤岡健調教師】
「いつも動く馬だが今日(6日)も良かった。前走から感覚を空けたが変わりなくきている。状態はいい。モタれ癖があるけど今朝は大丈夫だった。」



◆ウォーターナビレラ
【牝3/武幸厩舎】

《6日(水)最終追い切り:栗東》【東スポ】
2歳の8月デビューから、3連勝で重賞ファンタジーSを優勝。この時点でクラシック出走には十分な賞金を獲得したウォーターナビレラはその後、GⅠ阪神JFからチューリップ賞のいわゆる王道路線へ。結果は3着、5着惜敗と上手な立ち回りができる半面、大舞台では一歩足りないとの印象も…。しかし、チューリップ賞5着のレースを振り返って武幸調教師は『最後にゴチャゴチャしたところに入ってしまったのはちょっともったいなかったけど、競馬場に着いてからも落ち着いていたし、いつもとは違う形になってもうまく走れていたからね。どんなレースもできるというのがわかったことは、本番へ向けての強みになったんじゃないかな』と、収穫ありの内容であったことを評価する。それを受けての最終追い切りは、吉田隼(レースは武豊)が騎乗し、坂路での併せ馬。未勝利馬が相手だったとはいえ、ゴール前では2馬身半ちぎる圧巻の動きを見せた(4ハロン52・4秒)。

【武幸調教師】
「前走後は短期で放牧に出してガス抜きを図り、帰ってからも順調に乗り込めている。トライアルからいい状態に仕上げてレースを使えたことで、狙い通りの良化を示していると思う」と、順調な過程をアピール。「ここ2走で阪神のマイルを使ってきたのもすべては本番へ向けてという考えがあったし、トライアルよりもう一段状態を上げてGⅠへ臨める」と武幸調教師。歴代最多の桜花賞5勝をマークする桜男の兄・武豊を背に本番での大逆襲を狙う。



◆サブライムアンセム
【牝3/藤原英厩舎】

《6日(水)最終追い切り:栗東》【日刊スポ】
サブライムアンセムは、Cウッドで最終追い切りを行った。4ハロン53秒0-11秒3の好時計をマークした。未勝利戦勝ちから昇級初戦での挑戦だった前走のフィリーズレビューは、後方から上がり34秒2の末脚を発揮して勝利。ポテンシャルの高さを示した。

【藤原英調教師】
「調子の確認という追い切り。ずっと使ってきているけど、体を維持して健康体。(初のG1挑戦となる今回)強いメンバーだけど、実力や能力は遜色ないと思う。センスがいいのがアドバンテージになれば」と意気込んだ。3連勝でG1初制覇なるか。



◆ナミュール
【牝3/高野厩舎】

《6日(水)最終追い切り:栗東》【東スポ】
阪神JFこそ発馬で後手に回ったのが響き4着に敗れたナミュールだが、前走のチューリップ賞では、課題のゲートを無事にクリア。直線で包まれる危ういシーンこそあったものの、進路が開いてからは別次元の末脚で突き抜けた。牝馬クラシック第1弾・桜花賞の主役は約束されたような走りを披露しただけに、今回は結果とともに内容も問われる一戦になりそうだ。最終追いは横山武が手綱を取って、栗東坂路で単走。1週前追い(4ハロン51・4秒)が想定していた時計よりも速かったので、今週は感触を確かめる程度でテンはゆったり進んでしまいを伸ばすイメージだったが、それでもラスト2ハロンは馬なりのまま12・3―12・0秒(4ハロン54・9秒)と鋭く伸びて完璧な状態に仕上がった。

【高野調教師】
「前に2頭を見る形で進めたけど、リラックスして走れていた。思っていたよりも速い時計が出たけど、まったく無理をしたものではないですからね」と、あまりにも状態がいいからこそ出た時計と強調する。「ゲートの駐立の確認もしたけど、鞍上はまったく問題ないと言ってくれた。少し体重は減ると思うけど、筋肉は落ちていないし、研ぎ澄まされた感じですね。馬の力を信じて乗ってもらって力さえ出し切れれば」と、鞍上・横山武に全権委任する。同騎手はレシステンシア(高松宮記念6着)、エフフォーリア(大阪杯9着)と2週続けてGⅠ1番人気で結果を出せていないだけに、牝馬1冠目の桜花賞はファンの期待にシッカリと応えたいところだ。



◆ナムラクレア
【牝3/長谷川厩舎】

《6日(水)最終追い切り:栗東》【東スポ】
ナムラクレアは、長谷川調教師自ら手綱を取り坂路で単走追い。力みやすい気性ながらしっかり折り合いがつき、馬なりのまま4ハロン52・9―11・8秒。走り自体がパワーアップした印象で、抜群の動きを披露した。

【長谷川調教師】
「2週前、1週前としっかりした追い切りを消化できているので、今朝は体調と力みがないかの確認。全体時計だけでなくラップもスムーズでいい内容でした。あっと言わせるチャンスは十分にある。当日までしっかりケアして送り出したい」。



◆ピンハイ
【牝3/田中克厩舎】

《6日(水)最終追い切り:栗東》【日刊スポ】
チューリップ賞2着のピンハイは、Cウッドで最終追い切りを行った。高倉騎手がまたがり、6ハロン90秒6-12秒4。軽快な動きを見せた。

【高倉騎手】
「強い調教はしていないけど、しっかり反応もできていた」と評価した。1戦1勝で臨んだ前走は、13番人気の低評価を覆して好走。牝馬クラシック初戦への優先出走権をつかみ取った。「中間ずっと厩舎で調整してきて、どっしりしてきた」と鞍上。前走以上の気配で本番に挑む。



◆ベルクレスタ
【牝3/須貝厩舎】

《6日(水)最終追い切り:栗東》【日刊スポ】
クイーンC3着のベルクレスタが、一発逆転を狙う。坂路4ハロン53秒3-12秒1で、ルクスレジーナ(3歳未勝利)に3馬身先着。吉田隼騎手は『先週、コースで動かして、今日の反応も良かった。この追い切りで上向いてくれれば』と期待する。昨年にソダシで勝った騎手&厩舎が“連覇”を目指す。

【須貝調教師】
「理想通り。雰囲気がいい。一発を狙ってる」と意気込む。











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《関東馬・美浦》

◆クロスマジェスティ
【牝3/水野厩舎】

《6日(水)最終追い切り:栗東》【日刊スポ】
栗東滞在中の関東馬クロスマジェスティは、同じく滞在中の武藤騎手を背に、Cウッドで力強い動き。単走、馬なりで6ハロン80秒2-12秒0をマークした。

【水野調教師】
「先週も向こう(美浦)で併せ馬をしましたし、今週はもう少し時計が遅くなると思ったが、楽に走っているように見えた。まだまだこれから良くなると思うが、ここでどれくらいやれるかですね」と楽しみにしていた。



◆サークルオブライフ
【牝3/国枝厩舎】

《6日(水)最終追い切り:美浦》【東スポ】
サークルオブライフが、2歳女王として迎えた春初戦のチューリップ賞。前めから積極的に運んだ分、少しかかり気味となり、直線でいつもほどの伸びが見られなかった。それでも勝ち馬ナミュールとは、0秒2差で悲観する内容ではない。新馬戦3着から次走を2馬身半差で快勝したように、使って良くなるタイプ。最終追い切りではそれをしっかり裏付ける動きを披露した。南ウッド5ハロンから、3頭併せで2馬身間隔の真ん中からスタート。道中は力む面もなく折り合いもスムーズ。直線で真ん中に入ると馬なりのままだったが、首をしっかり下げて重心の低いフットワークで、ラスト11・3秒をあっさりマークし併入した(5ハロン66・0秒)。

【国枝調教師】
「前走は中間から少し気持ちの高ぶりが見られたし、レースでも前残りを意識して位置を取りに行ったら抑えが利かなくなって、しまいの伸びを欠いた。それに比べるとこの中間はうまくガス抜きができた感じで、最終追いもリラックスして動きは良かったね。冬毛も抜けて状態は確実に上がっているし、この馬のリズムで運べるようなら」と女王復権へ自信を深めていた。



◆スターズオンアース
【牝3/高柳瑞厩舎】

《6日(水)最終追い切り:美浦》【東スポ】
昨秋の赤松賞では、ナミュールから0秒5差遅れの3着に敗退。当時の走りではクラシックの頂はまだ遠いかに思えたスターズオンアースだが、その後のGⅢフェアリーSでライラックの2着、GⅢクイーンCではプレサージュリフトの2着と、賞金を積み重ねながら着実にパワーアップ。再び“打倒ナミュール”を掲げられるステージまで上がってきた。キャリアの豊富さと、一戦ごとの上昇度で逆転を狙う。注目の最終追い切りは、南ウッドで併せ馬。同厩の古馬2勝クラスを5馬身追走してスタートすると、徐々に前との差を詰めて、4角では内から並びかける。直線では鞍上のゴーサインに応えて1馬身半先着。5ハロン68・2、ラスト1ハロンは11・2秒と極上の切れ味を見せた。栗東から駆けつけて手綱を取った新パートナー・川田は『無事に追い切りを終えることができて良かったです』と笑顔。

【高柳瑞調教師】
「内容としては予定通り。レースで右にモタれる面があるので、ジョッキーに感触をつかんでもらいたかったのですが、しっかり把握してもらえたようです」と満足そうに振り返った。続けてトレーナーは「モタれ対策として、今回は今までとは違うハミで臨む予定。最後の決め手に欠けるレースが続いていますが、素質は高い馬なので真っすぐに走ってくれさえすれば」と一発に期待を込めた。



◆フォラブリューテ
【牝3/宮田厩舎】

《6日(水)最終追い切り:美浦》【東スポ】
前々走のアルテミスSは1番人気に支持されながらも、スタートで他馬と接触した影響で、折り合いを欠き5着に終わったフォラブリューテ。しかし、前走の紅梅Sでは折り合い面も改善。イン有利の馬場で外からあっさり差し切り、改めて非凡な能力を示した。2008年のマイルCSを制した母ブルーメンブラットと同じマイルの舞台で、一気に女王の座奪取なるか。最終追い切りは、美浦南ウッド5ハロンから単走。ほどよく気合は乗りながらも、折り合いはスムーズ。直線も馬なりのまま軽快なフットワークを披露し、余力十分にラスト11・8秒をマークした。毛ヅヤも冴えて前走からさらに上昇ムードをうかがわせた。

【宮田調教師】
「坂路の馬場が重かったのもあって今週もウッドで追い切りましたが、テンションも上がることなくいい雰囲気。休養を挟みながらいい成長を遂げています。あとはいい天気でレースを迎えられれば」と期待を寄せた。



◆プレサージュリフト
【牝3/木村哲厩舎】

《6日(水)最終追い切り:美浦》【東スポ】
2戦2勝のクイーンC勝ち馬プレサージュリフトは、南ウッドで僚馬2頭を前後に置いての3頭併せ。道中スムーズに折り合って運ぶと、抜群の手応えで4角を回る。直線では3頭併せの真ん中からグイッと半馬身前に出てフィニッシュした(6ハロン85・5―11・7秒)。タイム的には1週前とそう変わりないが、動きの素軽さや反応のシャープさなど、明らかにアップしてきた印象だ。

【太田助手】
「前走は相手が強化された中でも勝ち切ってくれましたね。操作性が良く、しっかりと脚をためて直線に向かえるのがいいところ。どっしりしている馬なので、長距離輸送や初コースでも」と前向きに話した。



◆ライラック
【牝3/相沢厩舎】

《6日(水)最終追い切り:美浦》【日刊スポ】
フェアリーSを制したライラックが好気配だ。 最終追いは美浦ウッドを馬なりで5ハロン65秒2-11秒8。スライリー(古馬オープン)を3馬身追走して1馬身遅れたが、時計は速く不安はない。

【相沢調教師】
「いい動きだった。やれば動いちゃうからね。スライリーも走るし。それでもいい時計だった。久々でも力は出せる。すごく楽しみ」と笑顔を見せた。3カ月ぶりの一戦は新コンビの福永騎手と一発を狙う。



◆ラズベリームース
【牝3/林厩舎】

《6日(水)最終追い切り:美浦》【日刊スポ】
ラズベリームースは、美浦坂路で力強い脚さばきを見せた。時計のかかる馬場でも、4ハロン55秒3-12秒4を計時。最もタフなラスト1ハロンも12秒台前半で持ちこたえて、1馬身半先行するウィンダミア(3歳1勝クラス)に1馬身先着した。

【10年秋華賞4着の母ワイルドラズベリーにも騎乗経験のある、池添騎手】
「動き的には十分合格点。お母さんは一瞬の切れがある馬だったけど、こっちは長くいい脚が使える。阪神外回りはベストの条件」と好感触だった。



◆ラブリイユアアイズ
【牝3/黒岩厩舎】

《6日(水)最終追い切り:美浦》【東スポ】
ラブリイユアアイズは、南ウッドでエンパイアウエスト(3歳1勝クラス)と併せ馬。直線では鞍上の手綱が動くことなく、併入に持ち込んだ(6ハロン82・6―38・2―11・7秒)。昨年よりも体幹がしっかりしてきたことで力強いフォームに変わっており、筋肉の張りも上々だ。阪神JF2着からのぶっつけ本番となったが、仕上がりに不安はない。

【黒岩調教師】
「予定通りの時計。動きも文句ないし、前走で減った体もきっちりと戻っている。とにかくセンスのいい馬。今回も強敵相手に頑張ってくれると思う」とエールを送った。