【朝日杯FS. 2021】
【出走予定/注目馬】
【追い切り後/調教師コメント】
【6回阪神.6日目】
【2021年/12月19日(日曜日)】
【第73回.朝日杯フューチュリティステークス/ G1】
【2歳/芝1600m】
『朝日杯フューチュリティステークス. 2021』の『最終/追い切り後/調教師コメント』をまとめています。
【東スポweb】【www.tokyo-sports.co.jp】
【日刊スポーツ】【www.nikkansports.com】
【スポーツ報知】【www.hochi.co.jp】
【スポニチアネックス】【m.sponichi.co.jp】
【サンスポ.COM【www.sanspo.com】
【中日スポーツ】【www.chunichi.co.jp】
【デイリースポーツ online】【www.daily.co.jp】
【更新情報】
水曜日・木曜日に行われる注目馬の『最終/追い切り後/調教師コメント』も、今後掲載していきます。
(情報量が多く、形容詞の少ない記事を優先)
《15日(水)最終追い切り》
◆アルナシーム
◆オタルエバー
◆カジュフェイス
◆スプリットザシー
◆セリフォス
◆ダノンスコーピオン
◆ドーブネ
◆プルパレイ
◆ヴィアドロローサ
◆ジオグリフ
◆トウシンマカオ
《関西馬・栗東》
◆アルナシーム
【牡2/橋口慎厩舎】
《15日(水)最終追い切り:栗東》【サンスポ】
4カ月半ぶりだった東スポ杯2歳S(6着)をひと叩きされたアルナシームは、栗東CWコースで併せ馬。5馬身ほど先行したエマージングロールを楽な手応えで追走し、馬なりのまま5ハロン68秒6、ラスト1ハロン11秒4をマークして並ぶようにフィニッシュした。
【池添騎手】
「前に馬を置いて抜かさないようにという指示。行きたがるのを我慢していたし、1週前より息づかいは良くなっていた。レースでも中団で折り合えれば」と、手綱を取った池添騎手は手応え十分。一にも二にも折り合いがカギになる。
◆オタルエバー
【牡2/中竹厩舎】
《15日(水)最終追い切り:栗東》【サンスポ】
オタルエバーは栗東坂路を単走で追われ、馬なりのままラスト1ハロン11秒9(4ハロン52秒2)と鋭い伸びを披露。躍動感あふれるフットワークで好気配を漂わせた。
【手綱を取った幸騎手】
「いい動きでした。前回のレースまで折り合いで苦労していましたが、調教で工夫をしてくれて、折り合いもつくようになりましたね」と好感触。上昇ムードのまま大舞台に向かえそうだ。
◆カジュフェイス
【牡2/森田厩舎】
《15日(水)最終追い切り:栗東》【サンスポ】
カジュフェイスは秋山真騎手を背に、栗東坂路で単走追い。馬なりのまま自己最速の4ハロン51秒5-13秒3を計時した。
【秋山真騎手】
「久しぶりに乗ったけど、パワーアップしている。2走前より良くなっていて成長している。状態はいいですよ」と好感触を伝えた。1400メートルで未勝利戦、OP特別・もみじSを連勝中。「(父の)エイシンヒカリのようなスピードがある。距離が延びるので折り合いですね。3コーナーまで気分よく、リズムよく運べるかどうか」とポイントを挙げた。
◆スプリットザシー
【牝2/西村厩舎】
《15日(水)最終追い切り:栗東》【報知】
小柄な馬体に活気が満ちあふれていた。牝馬のスプリットザシーは14日、全休日明けの栗東・坂路を朝一番で登坂。400キロにも満たない体を気持ち良さそうに弾ませながら、58秒1―13秒0を楽々とマークした。阪神JFの除外により、18年のグランアレグリア(3着)以来となる牝馬の参戦。しかし、中間は乗り手との意思疎通がスムーズになるように、あえて馬群から離れた単独行動で精神面の強化を図るなど上積みは大きい。
【三藤助手】
「60秒ぐらいでは(負荷が)軽すぎて、イラつく面があるんです。58秒ぐらいが心身ともにちょうどいいですね」と満足そうに振り返る。初戦は中団から一気の伸び脚で1馬身1/4差の完勝だった。「馬群を割って、いい脚を使ってくれたと思います」。スプリットザシーとはモーゼの「十戒」で海を割るシーンになぞらえた馬名だ。上積みを加えた紅一点が、レース史上初となる牝馬Vへの道を切り開く。
◆セリフォス
【牡2/中内田厩舎】
《15日(水)最終追い切り:栗東》【東スポ】
無傷の3連勝で頂上決戦に駒を進めてきたセリフォス。15日に行われた最終追いではC・デムーロを背に、ウッドで軽快な走りを披露。無傷の2歳王者誕生へ、万全をアピールした。ここまで一貫してマイルの距離を使われて3連勝。重賞2勝はいずれも上がり最速の決め手を発揮してのもので、GⅠ制覇の最有力候補との評価は妥当なものであろう。今回、鞍上に迎えたC・デムーロは同厩舎のダノンファンタジー(18年阪神JF)を、これも初めての騎乗でGⅠ勝利に導いた名手。心強い味方を得て4連勝での戴冠へ向け、準備は万端整った。最終追い切りは先週に続き、C・デムーロが手綱を取ってウッドで半マイルからサラッと流して56・4―40・1―12・3秒をマークした。
【福永助手】
「前走後はダメージが残らないように、一旦は緩めてからの立ち上げとなりますが、放牧には出さず在厩の調整で順調な仕上がりを見せています。前走では4コーナーで外に膨れるような面を見せながらも、能力の高さを示して強い競馬をしてくれましたからね。とくに乗り難しいようなタイプではなく、続けての右回り、前走と同じコース、距離への出走となれば、GⅠで多頭数の競馬となってもスムーズに走れていいはずです。装鞍所でのイレ込みも前走では新潟2歳Sの時ほどテンションは上がらなかった様子なので、精神面でも徐々に成長がうかがえるとみています」と期待を寄せていた。
◆ダノンスコーピオン
【牡2/安田隆厩舎】
《15日(水)最終追い切り:栗東》【スポニチ】
イメージがしっかり出来上がった。ダノンスコーピオンは、新たにコンビを組む松山が騎乗して坂路で最終追い。サトノアポロン(3歳2勝クラス)を先行させ、徐々に差を縮めて馬体を併せにかかる。相手も抵抗する形でスッとかわせず、最後は首差遅れる格好になったが、4F52秒3~1F12秒1。時計的にも反応的にも鞍上の意図するところ。感触を確かめた松山は安どの表情を浮かべる。今回は先週、香港に遠征した川田に代わり、手綱を任される立場。重責を担うが、2週連続で稽古に騎乗したことで課題も持ち味も把握できたはず。無敗馬対決。絶対に譲るつもりはない。
【松山騎手】
「先週より動きは良かったですね。しっかり抱えられた中でも最後は動かして、まだまだ動けそうな感じでした。少し右に張る面はあったけど、それも許容範囲。きっちり仕上がったと思います」
◆ドーブネ
【牡2/武幸厩舎】
《15日(水)最終追い切り:栗東》【報知】
サイバーエージェント社長の藤田晋オーナーが所有する2戦2勝のドーブネ(牡2歳、栗東・武幸四郎厩舎、父ディープインパクト)が、CWコースで最終追い切りを行った。前走で手綱を執った吉田隼人騎手が騎乗し、単走で69秒7―11秒9。
【武幸調教師】
「帰厩当初はすごく興奮していましたが、馬がいない時間帯に乗ったり、ゆっくり調整して、鞍上と意思疎通できるようになってきました。2週前から調教を強めて、毛づやも動きもどんどん良くなり、きょうは調整程度で十分。一番いい状態で出られると思います」と胸を張った。
◆プルパレイ
【牡2/須貝厩舎】
《15日(水)最終追い切り:栗東》【サンスポ】
デイリー杯2歳S4着のプルパレイは、栗東坂路でミルコを背に、グットディールの真後ろにつけて折り合いに専念。ラスト2ハロン標あたりで外から並びかけ、ラスト1ハロンをしっかり追われた。4ハロン52秒1、後半2ハロンを11秒9-12秒1でまとめてクビ先着した。
【M.デムーロ騎手】
「前走は耳を絞るようなところがあり、この中間は馬具を工夫している。チークピーシズは効果がもうひとつだったので、今週はブリンカーを着けたが、少し効いているようだ。状態はいいし、能力のある馬だからね。前走は耳を絞って全然頑張らなかった。今回は(ハナへ行かず)少し後ろにつけたい」とミルコ。先週の阪神JF(サークルオブライフ)に続く2歳GI連続制覇へ手応えは十分だ。

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単勝・複勝ランキング
《関東馬・美浦》
◆ヴィアドロローサ
【牡2/加藤征厩舎】
《15日(水)最終追い切り:美浦》【スポニチ】
ヴィアドロローサは、Wコースで単走追い。馬なりのままラスト1F11秒8の瞬発力を見せた。(6ハロン86秒8-11秒8)
【加藤征調教師】
「申し分のない動き。少しずつ体力がついて、調教でも動けるようになった。前走はスタート直後に不利を受けたが、その影響もない」と好感触。「ジョッキー(鮫島駿)には1週前追い切りでこの馬の瞬発力を感じてもらったので、レースでも決め手を生かしてもらいたい」と語っていた。
◆ジオグリフ
【牡2/木村厩舎】
《15日(水)最終追い切り:美浦》【サンスポ】
新馬→札幌2歳Sを最速の切れ味で連勝したジオグリフが、無敗戴冠に挑む。美浦Wコースで外ランドアーティスト、中ハーメティキストの2頭を前に見ながらスタートし、先週より道中の折り合い面は良好。直線に向いてからも余裕の手応えで、6ハロン82秒8、ラスト1ハロン11秒9の伸びで併入した。
【太田助手】
「(馬体の)サイズの変化はありませんが、夏より体のラインが出て、水っぽさが抜けた分、少し大きく見えるようになりました。前進気勢も普段から出てきています」と太田助手。札幌から3カ月空いたが、成長は明らかだ。
◆トウシンマカオ
【牡2/高柳瑞厩舎】
《15日(水)最終追い切り:美浦》【日刊スポ】
前走G2京王杯2歳Sで2着のトウシンマカオは、坂路で僚馬のクロノフルール(3歳1勝クラス)を追いかけて併入し、4ハロン52秒6-13秒0を計時した。新潟1600メートルの新馬戦を勝利し、前走は1400メートル戦で2着。3戦連続でのコンビとなる戸崎騎手とG1に挑む。
【高柳瑞調教師】
「しまい強めの指示で、ちょっと負荷をかけました」と追い切りを振り返り「気性が前向きすぎるところがありますが、前走は想像より折り合えていて、マイルでも大丈夫じゃないかと思ったので、ここを選びました。ただ、ベストな距離ではなく、将来的には短いところになると思います」と考えを示した。