【エリザベス女王杯. 2021】
【出走予定/注目馬】
【追い切り後/調教師コメント】


【5回阪神.4日目】
【2021年/11月14日(日曜日)】
【第46回.エリザベス女王杯/ G1】
【3歳上/定量/芝2200m】


『エリザベス女王杯. 2021』の『最終/追い切り後/調教師コメント』をまとめています。
(京都競馬場大改修のため、今年は阪神競馬場芝2200Mで行われます。)




【東スポweb】【www.tokyo-sports.co.jp】
【日刊スポーツ】【www.nikkansports.com】
【スポーツ報知】【www.hochi.co.jp】
【スポニチアネックス】【m.sponichi.co.jp】
【サンスポ.COM【www.sanspo.com】
【中日スポーツ】【www.chunichi.co.jp】
【デイリースポーツ online】【www.daily.co.jp】



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【更新情報】
水曜日・木曜日に行われる注目馬の『最終/追い切り後/調教師コメント』も、今後掲載していきます。
(情報量が多く、形容詞の少ない記事を優先)


《10日(水)最終追い切り》
◆アカイイト
◆イズジョーノキセキ
◆クラヴェル
◆シャムロックヒル
◆ステラリア
◆デゼル
◆ソフトフルート
◆ムジカ
◆ランプリングアレー
◆リュヌルージュ
◆レイパパレ

◆アカイトリノムスメ
◆ウインキートス
◆ウインマリリン
◆コトブキテティス
◆テルツェット
◆ロザムール



《関西馬・栗東》


◆アカイイト
【牝4/中竹厩舎】


《10日(水)最終追い切り:栗東》【スポニチ】
末比べなら負けない。アカイイトは新コンビを組む幸を背に坂路へ。開門から35分過ぎた荒れた馬場で負荷をかけ、4F51秒6の自己ベストを計時した。阪神では8走して6走で上がり最速。身上の末脚サク裂、運命の赤い糸が勝利をたぐり寄せる。

【幸騎手調教師】
「力強さもありましたし、荒れた馬場でもしっかり上がっていました。折り合いに気をつけて競馬をしたいですね」とポイントを挙げた。



◆イズジョーノキセキ
【牝4/石坂公厩舎】


《10日(水)最終追い切り:栗東》【スポニチ】
イズジョーノキセキは開門直後のCWコースに姿を見せ、和田竜を背にサンライズナイト(6歳3勝クラス)と併せ馬をこなした。コーナリングでスッと前に出て半馬身先着。馬なりで7F97秒8~1F12秒7を計時した。馬券絡み8回のうち7回は阪神。仁川に愛された乙女が好配を演出する。

【石坂公調教師】
「ジョッキーに感触を確かめてもらいました。いい動き。ここに向けてしっかり調整をしてきました」と好仕上がりをアピール。



◆クラヴェル
【牝4/安田翔厩舎】


《10日(水)最終追い切り:栗東》【スポニチ】
クラヴェルは、先週金曜日に実質的な最終追い切り(坂路4F52秒5~1F12秒3)を済ませている。この日はCWコースでホウオウバニラ(2歳新馬)、ラストヌードル(5歳3勝クラス)と3頭併せ。最内に入れて併入した。馬なりで5F66秒6~1F12秒3をマーク。

【安田翔調教師】
「先週は全体時計を出して前進気勢を高めました。軽い重量の中でレースを教えていった。学習してきたことが発揮できれば」と見通しを語った。5戦目からずっとコンビを組む横山典とともに栄冠を目指す。



◆シャムロックヒル
【牝4/佐々木厩舎】


《10日(水)最終追い切り:栗東》【スポニチ】
シャムロックヒルは、2週続けてCWコースで団野が騎乗、馬なり単走で6F87秒5~1F12秒0を計時した。

【団野騎手】
「先週しっかりやっているので、今週はサラッと。息づかいは良かったですし、楽しみはあります」と手応えを伝えた。阪神の内回りは少し上がりがかかっている。「ビュッと切れるタイプではないですからね」と歓迎ムード。メンバーで唯一、この舞台で勝っている。身上のしぶとさを生かしてVゴールを目指す。



◆ステラリア
【牝3/斉藤崇厩舎】


《10日(水)最終追い切り:栗東》【スポニチ】
斉藤崇厩舎の3歳ステラリアは、藤懸(レースは松山)を背にCWコースで抑え切れないぐらいの行きっぷりで余裕の併入。大きくリードしたレヴェッツァ(3歳2勝クラス)に直線で馬なりのまま内から差を詰め、馬体を並べてフィニッシュした。

【斉藤崇調教師】
「時計は少し速くなったが、調教はいつも動く馬だからね。1回使って体の張りもいいですよ」と上積みをアピール。オークスからの直行だった秋華賞(6着)でも0秒5差と崩れていない。「2200メートルの距離も大丈夫だと思う」と期待した。



◆デゼル
【牝4/友道厩舎】


《10日(水)最終追い切り:栗東》【スポニチ】
府中牝馬S16着から反撃に燃えるデゼルは、坂路でマカヒキ(8歳オープン)と意欲的な併せ馬を行った。ラストは追って気合をつけられると最後までダービー馬を抜かせず、4F52秒9をマーク。

【友道調教師】
「動きは良かった。心肺機能も凄く良くなっているし、いい感じで向かえるね」と上昇ぶりを口にする。阪神は2戦2勝と負けなし。「折り合いはつくし距離は問題ない。瞬発力かつパワーもあるので阪神は合う」とコンビ復活の武豊に託す。



◆ソフトフルート
【牝4/斉藤崇厩舎】


《10日(水)最終追い切り:栗東》【サンスポ】
前走・新潟牝馬S2着のソフトフルートは、栗東CWコースでギブンアンソートを3馬身追走。内に入った直線で一杯に追われた相手を楽な手応えでかわし、1馬身半先着した。6ハロン85秒4、ラスト1ハロン11秒9と時計も上々だ。

【岩田望騎手】
「1週前にしっかりやった分、動きが良くなっていた。前走はいかにも久々という感じ。状態は上向いているし、脚をためることができれば最後は切れる」と、好感触だった。



◆ムジカ
【牝4/鈴木孝厩舎】


《10日(水)最終追い切り:栗東》【スポニチ】
ムジカはデビュー18走で9着以下が一度もない堅実ハダ。この日は坂路で軽快な脚さばきを見せた。後半2Fでギアを上げ、4F53秒2~1F12秒4をマーク。

【鈴木孝調教師】
「動きは良かったと思います。使い込んだ方が良くなるタイプ、使いつつ良くなっています」と話した。走りごろの叩き3走目、実る果実を手にするか。ここ2走は上がり最速をマーク。しぶとい差し脚で上位進出を狙う。



◆ランプリングアレー
【牝5/友道厩舎】


《10日(水)最終追い切り:栗東》【サンスポ】
叩き2走目のランブリングアレーは、栗東CWコースで単走。向正面から馬場入りし、半マイルからスタート。馬なりで直線に向かい、ラスト1ハロンも12秒3(4ハロン51秒3)と余力十分だった。

【友道調教師】
「オーバーワークにならないように単走でサッと。リズム良く、いい感じだった。使った上積みはあるし、年齢を重ねてもまれ弱さも解消してきた。馬ごみも大丈夫」と友道調教師は手応え。



◆リュヌルージュ
【牝6/四位厩舎】


《10日(水)最終追い切り:栗東》【スポニチ】
前走の積極策が実を結ぶか。リュヌルージュは富田が騎乗して芝コース、ゼンノインヴォーク(2歳新馬)と併せ馬。先行して、内に付けた僚馬と直線で馬体を併せた。馬なりで5F66秒8~1F11秒6、併入で駆け抜けた。

【富田騎手調教師】
「前走は6着でしたけど、次につながるレースはできました。積極的なレースをしたことで、いい気合乗り。状態も上向いていると思います」と前向きに語った。忘れな草賞、中山牝馬Sと2桁人気で2着のある激走系。人気薄の時こそ怖い。



◆レイパパレ
【牝4/高野厩舎】


《10日(水)最終追い切り:栗東》【報知】
大阪杯以来の2回目のG1勝利を目指すレイパパレ(牝4歳、栗東・高野友和厩舎、父ディープインパクト)が、坂路で併せ馬を行った。新たにコンビを組むクリストフ・ルメール騎手が騎乗。ライトウォーリア(4歳オープン)を追走から、最後に力強く伸びて1馬身先着。52秒9―12秒5のタイムで終えた。昨年の秋華賞(抽選除外となり、自己条件の大原Sでは騎乗せず)の1週前追い切り以来、1年ぶりにレイパパレの感触を確かめた。ルメール騎手はエリザベス女王杯を2勝。2008年のリトルアマポーラ、昨年のラッキーライラックをいずれも初騎乗で勝っている。今回のレイパパレも初コンビで勝利に導くことができるか。

【ルメール騎手】
「重い馬場で反応がちょっと遅かったけど、最後まで一生懸命走ってくれました。大人になったこともあり、フルパワーを使わずに走っていました。阪神の2200メートル、内回りはトリッキー。距離はちょっと長いと思います。ギリギリの距離ですが、馬の後ろで脚をためてリラックスして運べたらと思います」とイメージを膨らませていた。











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《関東馬・美浦》


◆アカイトリノムスメ
【牝3/国枝厩舎】


《10日(水)最終追い切り:美浦》【東スポ】
第46回エリザベス女王杯の最終追い切りが、10日朝行われた。3歳勢の筆頭格アカイトリノムスメは、馬なりでラスト1ハロン11・9秒をマークする好追い切りを披露。母アパパネが成し遂げられなかった統一女王の座へ向け、視界良好だ。春は桜花賞4着、オークス2着と、わずかにタイトルには手が届かず涙をのんだが、ラスト3冠目で悲願の“母子GⅠ制覇”を達成。古馬になってからもGⅠを制した母アパパネ譲りの“成長力”を見せつけたのが前走の秋華賞だった。初GⅠVの勢いそのままに、今度は母が唯一取れなかった牝馬限定GⅠエリザベス女王杯に挑む。注目の最終追い切りは、戸崎圭を背に美浦南ウッドで併せ馬。同厩のミッキーパンチ(古馬1勝クラス)を2馬身追走してスタート。折り合いよく道中を進めると、3~4コーナーで内に潜り込む。直線で内から馬体を並べると、最後まで余裕の手応えで、楽々と11・9秒をマークし併入フィニッシュを果たした。

【手綱を取った戸崎圭騎手】
「いいですね。レース当週なので気持ち良く走らせられれば…と思っていましたが、いい雰囲気でしたよ。レース間隔は短いですけど、変にテンションが上がったりすることもなく、ゆったりとしていて落ち着きがありましたね。陣営からは“カイバもしっかり食べている”と聞いていましたが、そのおかげか、馬体の立派さや成長のようなものも感じました」と、わずか中3週ながらこの間にもさらなる成長を遂げたことを証言した。

【国枝調教師】
「関西への輸送があるのでそこまで強くはやらなかったが、いい動きだったね。前走後はすぐに体が回復したし、輸送も苦にしないタイプだから、今度は前走より少し体重を増やして送り出せるんじゃないかな。いい感じだよ」。「(今回は距離が1ハロン延びるうえに、初の古馬との対戦になるが、その点についても)アパパネは筋肉質な馬体で、マイルから2000メートルくらいがベストだったけど、こちらはどちらかといえば細身のタイプ。だから距離は2000メートルよりもむしろ延びた方がいいと思う。年長馬との対戦も、この3歳世代は上のカテゴリーでも頑張っているからウチもその流れに乗っていければ」と意に介していない様子だった。勝てば最優秀3歳牝馬のタイトルも見えてくる重要な一戦。さらなる“飛翔”へ向けて、万全の態勢が整った。



◆ウインキートス
【牝4/宗像厩舎】


《10日(水)最終追い切り:美浦》【報知】
初のG1挑戦となるウインキートス(牝4歳、宗像義忠厩舎、父ゴールドシップ)が、Wコースで最終追い切りを行った。丹内祐次騎手を背に単走。終始リラックスした走りで、直線に入っても手応え良くしっかり脚を伸ばすと、6ハロン81秒0―11秒9でフィニッシュした。

【丹内騎手】
「先週、負荷をかけて、今週は息を作る程度だったけど、折り合いがついて反応もかなり良かった」と納得の表情を浮かべる。3走前の目黒記念で初のタイトルを奪い、前走のオールカマーでも2着と充実してきている。「相手は強いけど、1着を目指して頑張ります」と鞍上は強い気持ちで挑んでいく。



◆ウインマリリン
【牝4/手塚厩舎】


《10日(水)最終追い切り:美浦》【日刊スポ】
オールカマー1着で秋初戦を好発進のウインマリリンは、美浦ウッドを単走で追い切られた。5ハロンを、69秒0-11秒5で走破。絶好調とは言えないが、うるさい面などは見せずにスムーズな加速を披露。

【手塚調教師】
「持病の右ヒジもあって、前走後は1週間楽をさせました。そのケアと並行しつつ調整をしてきた。調整自体はうまくいっている。今年の主役の1頭であるのは間違いない」と評価した。



◆コトブキテティス
【牝4/田島厩舎】


《10日(水)最終追い切り:美浦》【スポニチ】
初勝利まで9戦を要した馬が、G1出走まで上り詰めた。前走で3勝クラスを勝ってひのき舞台に臨むコトブキテティスは、柴田善を背にWコースでハピネスガッサン(2歳未勝利)と併せ馬。5馬身追走から楽々と馬なりで併入。

【柴田善騎手】
「元気いっぱいだし、いい感じ。周りは強いけどね。凄く乗りやすい馬。オーバーペースにでもなれば、つけ入る隙はある。いいところを引き出してあげたい」と話していた。



◆テルツェット
【牝4/和田郎厩舎】


《10日(水)最終追い切り:美浦》【報知】
クイーンSの覇者テルツェット(牝4歳、美浦・和田正一郎厩舎、父ディープインパクト)が、Wコースで好気配をみせた。追い切りは単走。リズム良く走るとスムーズな加速から、5ハロン71秒3―12秒5をマークした。叔母のラヴズオンリーユーは、6日に米デルマー競馬場で行われたBCフィリー&メアターフを日本調教馬として初めて制覇。血の勢いを味方に初のビッグタイトルをたぐり寄せるつもりだ。

【和田郎調教師】
「負荷をかけるというよりは、力みを取る感じでやりました。力みもなく良かったと思います」と万全を伝えた。前走のクイーンSは、後方から鋭く伸びて差し切り勝ちした。初の2200メートルに挑戦するが、トレーナーは「走ったことがないので分からないが、前回の競馬をみるともう少し距離があった方がいいと思う」と克服に自信をみせる。



◆ロザムール
【牝5/上原厩舎】


《10日(水)最終追い切り:美浦》【スポニチ】
展開の鍵を握るロザムールはWコース単走で最終調整。外ラチ沿いを終始馬なりで駆け抜けた。

【上原調教師】
「先週(併せ馬で6F67秒3)やっているから、今週は気分良く走らせる感じで。先週からグッと上がっている。レースでも気分良く自分の競馬をさせてもらえれば。ゴール前で後ろからつつかれれば、もうひと粘りしてくれると思う」と、逃走をもくろんでいた。