【桜花賞. 2021/結果】
牝馬三冠(桜花賞/オークス/秋華賞)第一戦目。5着迄の馬に『オークス』への『優先出走権』が与えられる。『第81回. 桜花賞・G1』 が、2021年.4月11日(日曜日)に、阪神競馬場.芝1600m.で行われました。
1着馬は、2番人気ソダシ(吉田隼人騎手)。無傷の5連勝で1冠目を制しました。勝ち時計の1分31秒1は阪神のコースレコードで、白毛馬初のクラシック制覇を達成しました。2着馬はクビ差で、1番人気サトノレイナス。3着馬はさらに半馬身差で、8番人気ファインルージュが入りました。
【勝ちタイム】1分31秒1(良)R
☆ソダシ【3歳・牝馬】
【厩舎】栗東・須貝尚介厩舎
【父】クロフネ
【母】ブチコ
【母父】(キングカメハメハ)
【通算成績】5戦5勝
【桜花賞. 2021】
【レース.後】
【騎手・調教師・コメント】
1着.ソダシ(吉田隼人騎手)
「最高に気持ちいいです。馬場に入ってからゲート裏に向かっていくときもいやいやをしていませんでした。ゲート裏で回っている時も良かったです。前回からスタッフのお陰で良い形で向えました。形が決まってからは馬との呼吸を整えていきました。自分の馬の手応えも十分でしたが、周りを確認する余裕もありました。高速馬場なので最後は分が悪いかと思いましたが、馬の力に助けられました。サトノレイナスは見えました。何とか我慢してくれと思っていました。プレッシャーはありました。期待だけで本当に強いのかと思われていましたし、見返してやろうと思っていました。実力をつけて、こちらが思っている以上に成長していました。お利口さんに競馬ができています。今後のローテーションは未定ですが、今後の可能性は無限大だと思います。クラシックはジョッキーになって挑戦することはありましたが、これだけの馬で挑むことが出来て光栄です。しっかり結果を出せたのは財産です」
2着.サトノレイナス(C.ルメール騎手)
「18番は厳しかったかもしれません。とても馬はいい競馬をしてくれました。でも仕方ありません。オークスで巻き返したいですね」
3着.ファインルージュ(福永祐一騎手)
「期待通りの走りでした。勝ち馬とは完成度の違いだと思います。この馬の伸びしろを感じました。その中で強い上位2頭を相手に僅差の競馬をしてくれたことで、将来性に期待を持てる走りでした。今後が本当に楽しみです」
4着.アカイトリノムスメ(横山武史騎手)
「ソダシより前の位置が欲しかったのですが、ポジションはある程度悪くない所につけられましたし、終いも良く伸びて頑張ってくれたと思います」
5着.アールドヴィーヴル(M.デムーロ騎手)
「頑張りました。スタートがとてもよく、良いところで運べました。直線はスムーズに外に出して、前の馬が止まって、一頭で上がっていく形になりましたが、前が止まりませんでした。まだ馬は成長中です。能力はあります。しかし一生懸命走っていたら疲れてしまいます。まだ経験が少ない馬ですからこの後もっと良くなってきそうです」
6着.ククナ(藤岡佑介騎手)
「出たなりで無駄な脚を使わないよう運んで、ラストはしっかり脚を使ってくれました。成長を感じました」
7着.ストゥーティ(岩田康騎手)
『コメント無し』
8着.エンスージアズム(岩田望来騎手)
「前走で1800メートルを使っていたぶん(流れが)忙しかったです。それでも追い出してから反応してくれて、最後まで踏ん張ってくれました。これから距離を延ばせば、もっと良さが出ると思います」
9着.ホウオウイクセル(丸田恭介騎手)
「道中の追走からして楽ではありませんでした。速い馬場の経験もなかったので」
10着.ミニーアイル(藤岡康太騎手)
「スタートを上手に出て、折り合いもスムーズでした。向こう正面で寄られた時もリズムを壊さず走れていましたが、最後に差し込んでくるほどの脚は使えませんでした」
11着.ジネストラ(北村宏司騎手)
「落ち着いて出来も良く感じました。ゲートの裏もスムーズで、出るとこもいい感じで、スピードに乗って道中も力まず、リズム良く運べました。それでも直線向くころには手応えが怪しくなりました。勝ち馬と共に動けませんでした。でもリズム良く走れたことは良かったので、これから楽しみです」
12着.ストライプ(田辺裕信騎手)
「時計の速い馬場を心配していましたが、流れが速くて脚を使わされました」
13着.エリザベスタワー(川田将雅騎手)
「3コーナーから左への張りが強く、曲がっていくのに精いっぱいでした。そのぶん早々と苦しくなってしまいました」
14着.ブルーバード(柴田大知騎手)
「よく頑張っているのですが現時点ではこれが精一杯です」
15着.ソングライン(池添謙一騎手)
「外めの枠からでもいいポジションが取れたと思ったところで(メイケイエールに)外から来られました。あれで気持ちが切れてしまった感じで、手応えがなくなりました」
16着.シゲルピンクルビー(和田竜二騎手)
「いいスタートだったけど、内に潜り込めなかったし、時計も速かった」
17着.ヨカヨカ(幸英明騎手)
「3~4コーナーでまくられたのを気にしたのか、そこから手応えが怪しくなりました」
18着.メイケイエール(横山典弘騎手)
「返し馬から気持ちが高ぶっていて、ゲートの中も悪かった。スタートも前回くらい出てくれたらと思っていたけど…」
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