【皐月賞. 2020】
【注目馬】
【追い切り後/調教師コメント】


【3回中山.8日目】
【2020年/4月19日(日曜日)】
【第80回.皐月賞/ G1】
【3歳/定量/芝2000m】


『皐月賞. 2020』の『最終/追い切り後/調教師コメント』をまとめています。


『皐月賞』とは、ダービー・菊花賞と続く『3歳牡馬クラシック三冠競走』の初戦にあたるG1レースですね。2018年より、5着迄の馬に『ダービー』への『優先出走権』が与えられています。




【東スポweb】【www.tokyo-sports.co.jp】
【日刊スポーツ】【www.nikkansports.com】
【スポーツ報知】【www.hochi.co.jp】
【スポニチアネックス】【m.sponichi.co.jp】
【サンスポ.COM】【sanspo.com 】


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【更新情報】
水曜日・木曜日に行われる注目馬の『最終/追い切り後/調教師コメント』も、今後掲載していきます。
(情報量が多く、形容詞の少ない記事を優先)


《1週前.追い切り》
◆アメリカンシード
◆ヴェルトライゼンデ
◆コルテジア
◆マイラプソディ
◆ラインベック
◆レクセランス

◆ガロアクリーク
◆クリスタルブラック
◆サトノフラッグ
◆ダーリントンホール
◆ブラックホール

《14日(火)朝の表情》
◆ヴェルトライゼンデ
◆コントレイル

◆サトノフラッグ
◆サリオス
◆ブラックホール

《15日(水)最終追い切り》
◆ヴェルトライゼンデ
◆キメラヴェリテ
◆コルテジア
◆コントレイル
◆マイラプソディ
◆ラインベック
◆レクセランス

◆ウインカーネリアン
◆ガロアクリーク
◆クリスタルブラック
◆サトノフラッグ
◆サリオス
◆ダーリントンホール
◆ビターエンダー
◆ブラックホール



《関西馬・栗東》


◆アメリカンシード
【牡3/藤岡健厩舎】


《1週前.追い切り・栗東》【東スポ】
アメリカンシードの1週前追い切りは、坂路で一杯に追われて4ハロン53・2―38・9―12・7秒。手応え劣勢ながらしっかり併入に持ち込んだ。馬体の張りも悪くなく順調そのもの。

【仲田助手】
「前走(若葉S=3着)は直線で外の馬にぶつかり、内によれてブレーキをかけていた。それでも最後は伸びているし、能力が高いのは間違いない。難しいところのある馬だけど、真っすぐ走ってくれれば楽しみもある」



◆ヴェルトライゼンデ
【牡3/池江厩舎】


《1週前.追い切り・栗東》【東スポ】
ヴェルトライゼンデの1週前追い切りは、池添騎乗でウッド6ハロン81・7―37・8―11・9秒。テンから飛ばしてラストも一杯に追われる意欲的な攻め。反応も良く叩かれての良化は顕著。

【池江調教師】
「前走後に初めて長めから追った1週前追いは上積みを感じる動きだった。前走(スプリングS=2着)は休み明けとしては悪くない内容。鞍上(池添)は『千八は少し短い』と言っていたので距離延長はプラス。どんな競馬にも対応できるし、この器用さが今回の舞台でも生きると思う」



《14日(火)朝の表情:栗東》【東スポ】
ヴェルトライゼンデは、トライアルのスプリングSで1番人気に支持されながら2着に敗れた。陣営はひと叩きしての変わり身に期待した。

【池江調教師】
「勝っていれば申し分なかったけど、休み明けで少しモタついたし、1800メートルの距離も短かったみたいだね。1週前にしっかりと追い切ったので、直前は軽くやるだけになると思うが、前走よりも良くなっているし、距離が延びるのもプラス。器用さを生かす競馬ができれば」



《15日(水)最終追い切り:栗東》【東スポ】
ヴェルトライゼンデは、池添を背にウッドで僚馬バイマイサイド(古馬3勝クラス)と併せ馬。仕掛けてからの反応は良く、ゴール前できっちりと前に出て先着でフィニッシュ。ラスト1ハロン12・0秒(6ハロン84・4―39・4秒)と鋭く脚を伸ばした。陣営は立ち回りの良さを武器にVを狙う。

【池江調教師】
「前走スプリングS=2着)で勝っていれば申し分なかったが、休み明けの分、少し反応が鈍かった。ジョッキーも言っていたけど、距離も短かったようだね。中間は在厩でしっかりと調整できているし、上積みも見込めそう。どんな競馬でも対応できる器用さが、この舞台でも生きると思う」



◆キメラヴェリテ
【牡3/中竹厩舎】


《15日(水)最終追い切り:栗東》【スポニチ】
若葉S2着から本番へ挑むキメラヴェリテは、藤岡康騎乗で坂路単走。直線はチップを蹴り上げてダイナミックなフォームで4F53秒2をマークした。

【中竹調教師】
「満足のいく動きでした。前走後はすぐに疲れが取れて、いい体つきになった。いい状態で本番へ出せます。途中からでもハナへ行く。天気が崩れるのはいいと思う」



◆コルテジア
【牡3/鈴木孝厩舎】


《1週前.追い切り・栗東》【東スポ】
コルテジアの1週前追い切りは、ウッド6ハロン82・5―38・5―11・8秒。馬体は大きく変わっていないが、力強い脚さばきで駆け抜けた。気合も乗り好気配続く。

【鈴木孝調教師】
「前走(きさらぎ賞=1着)はいい脚を使ってくれました。中間は馬体も増えて良化しています。落ち着いているので輸送も大丈夫でしょう。相手は強力ですが、ここでどんな競馬をしてくれるか楽しみです」



《15日(水)最終追い切り:栗東》【サンスポ】
きさらぎ賞勝ちのコルテジアは、CWコースの3頭併せで6ハロン86秒2-12秒2。一杯に追われて、真ん中から抜け出し最先着した。

【鈴木孝調教師】
「予定通りですね。距離は延ばしていいと思うし、体もメリハリがあっていいと思う」

【松山騎手】
「行く馬を行かせて、前走のような競馬が理想ですね」



◆コントレイル
【牡3/矢作厩舎】


《14日(火)朝の表情:栗東》【東スポ】
昨年末のホープフルS勝ち以来の実戦に挑むコントレイルは、1週前のウッド3頭併せで余裕をもって先着。

【矢作調教師】
「しっかりと負荷をかけられたし、動きそのものも良かった。本当に順調だね。最終追い切りはサラッとやるくらいで十分だろう。欲を言えば、もう少し馬体重が増えてほしいところなんだが、そんな馬なので休み明けは気にならない。本質的には合っているとは思わない。府中向きの馬だと思う」



《15日(水)最終追い切り:栗東》【東スポ】
東京スポーツ杯2歳Sを5馬身差のレコードで制し、続くGIホープルフルSも危なげなく勝利した無敗の2歳王者コントレイルは、坂路で単走追い。最後にサッと脚を伸ばして4ハロン52・9―12・4秒。微調整の内容ながら動きは躍動感にあふれ、一方で我慢するところでは我慢ができていた。素軽いフットワークで坂を駆け上がり、“あとは競馬で”と言わんばかりの余力十分のフィニッシュに、陣営は期待馬の成長を強調するとともに厩舎初の皐月賞制覇へ自信を見せた。

【矢作調教師】
「指示通りの内容で折り合い、反応とも非常に良かった。体重はあまり変わっていないが、それでも中身が詰まってきた印象がある」

【動きを見届けた福永騎手】
「今週の坂路はチップの入れ替えでタフなコンディションだったけど、十分な動きとタイムだった。レースに向けてきっちり態勢は整った」



◆マイラプソディ
【牡3/友道厩舎】


《1週前.追い切り・栗東》【東スポ】
マイラプソディの1週前追い切りは、武豊を背にウッド6ハロン81・4―37・0―12・0秒。2頭の内に潜ってスムーズな加速。少し遅れたが、手応えは楽なまま。身のこなしも柔らかで状態面の不安は皆無。

【安田助手】
「順調に乗り込んでいます。見た目の完成度は最初から高かった馬ですから、そう変わった感じはしません。勝負どころで置かれてしまう面が中山でどうなのか…。普通に回れるようならチャンスもあると思います」



《15日(水)最終追い切り:栗東》【東スポ】
前走の共同通信杯は、単勝1・5倍の圧倒的支持を受けながらも4着敗戦。期待を裏切ったマイラプソディだが、2歳時には無傷の3連勝を飾っており、特に重賞制覇となった京都2歳Sで見せた直線での爆発的な加速は文句なし。世代屈指の能力馬がクラシック本番で巻き返しを狙う。この日は坂路で3歳1勝クラスと併せ馬。力強い脚取りで追走すると、最後は目一杯に追われてアタマ差先着。ラストは力強く1ハロン12・9秒(4ハロン54・4秒)をマークした。陣営は本番での課題を挙げる。

【友道調教師】
「1週前にしっかり負荷をかけたので、馬体はほぼ仕上がっている。前走は内を通った馬が残る馬場だったので、外は厳しかった。勝負どころの反応が鈍いところがあるので、中山2000メートルでは3コーナーでふかしていかないと間に合わない。そういう競馬ができるかどうか」



◆ラインベック
【牡3/友道厩舎】


《1週前.追い切り・栗東》【東スポ】
ラインベックの1週前追い切りは、ウッド6ハロン83・4―38・8―12・2秒。3歳オープンのジュンライトボルトに1馬身遅れた。少し間隔が空いたせいか、直線反応はひと息だった。

【安田助手】
「以前は非力で線の細さを感じていたんですが、トモがしっかりしたことでバランスが良くなり、それに伴って精神面も大人になった気がします。詰めの甘さがある馬なのでスタミナが生きる流れが良さそうですね」



《15日(水)最終追い切り:栗東》【サンスポ】
ラインベックは、若駒S3着以来で、約3カ月ぶりになるが仕上がりはいい。芝コースの3頭併せで6ハロン82秒1-12秒1。内のメラーキ(3歳1勝クラス)に3馬身先着し、外のデゼル(3歳1勝クラス)に馬なりで併入した。

【友道調教師】
「動きは素晴らしかった。気を抜くところがあるけど、その辺りはジョッキーが分かっていると思う。(勝ちち切れない面はあるが、デビューからの5戦はオール掲示板)うちの3歳世代の中でも体力、気力はあるが、競馬で能力が発揮できていない。100%出せれば成績はもっと良くなると思う」



◆レクセランス
【牡3/池添学厩舎】


《1週前.追い切り・栗東》【東スポ】
レクセランスの1週前追い切りは、ウッド6ハロン82・7―38・2―12・1秒。3頭併せの真ん中で内の馬とともに先着した。大きな上積みこそないが、力強いフットワーク。高いレベルで状態は安定している。

【池添学調教師】
「1週前追いでは折り合いに問題なく、いい動きを見せていました。まだ弱い部分を抱えながらもこれだけ走れているし、レースを使うごとに成長も感じています」



《15日(水)最終追い切り:栗東》【東スポ】
レクセランスは、北村友を背に古馬1勝クラスとウッドで併せ馬。大きく先行した僚馬を活気ある走りで追走して、最後は余力十分に半馬身先着でフィニッシュ。ラスト1ハロン12・4秒(6ハロン81・7―39・0秒)をマークして、仕上がりの良さを印象づけた。陣営は無傷の4連勝に向けて期待を込めた。

【池添学調教師】
「帰厩したころはまだピリッとしていない感じだったが、(今朝は)いい動きを見せていた。前走(すみれS)は展開が向かない中で差し切ったように力はあるので、あとは多頭数をどうさばけるか。まだ一線級とはやっていないので、このGIがいい経験になると思う」









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《関東馬・美浦》


◆ウインカーネリアン
【牡3/鹿戸厩舎】


《15日(水)最終追い切り:美浦》【スポニチ】
ウインカーネリアンは、今回初コンビの田辺が手綱を取ってWコースで併せ馬。シャドウセッション(4歳2勝クラス)を3馬身追走して、余力たっぷりに馬なりで併入に持ち込んだ。

【鹿戸調教師】
「最後だけ併せるのは予定通り。カイバをよく食べているし、体調は凄くいい。相手は凄いのがいっぱいいるけど、中山は比較的相性がいいし、うまく流れに乗れれば」



◆ガロアクリーク
【牡3/上原厩舎】


《1週前.追い切り・美浦》【東スポ】
ガロアクリークの1週前追い切りは、南ウッドで5ハロンから66・7―37・6―12・2秒を馬なりで計時。直線は先行馬を楽々と抜き去る上々の伸びだった。前走時(スプリングS=1着)の好気配を保っている。

【上原調教師】
「1週前はジョッキー(ヒューイットソン)騎乗でしっかりやりました。乗った当人も好感触をつかんでくれた。前走の馬体減は絞れたもので追い切り後も元気いっぱい。相手は強くなるが中山は走り慣れている。コース適性は高いよ」



《15日(水)最終追い切り:美浦》【東スポ】
ガロアクリークは、ヒューイットソンを背に南ウッドで併せ馬。2馬身追走から直線は内へ。最後まで馬なりながら抜群の集中力で先着した(5ハロン67・8―38・8―12・1秒)。

【上原調教師】
「1週前にジョッキーが乗り、動きを絶賛してくれた。叩き3戦目で上向いたし、元気いっぱいです」



◆クリスタルブラック
【牡3/高橋文厩舎】


《1週前.追い切り・美浦》【東スポ】
クリスタルブラックの1週前追い切りは、南ウッドで5ハロン64・8―37・2―12・3秒の好時計。大きく離れていた先行馬を、軽い仕掛けで1馬身抜き去った。

【高橋文調教師】
「まだ反応や気持ちの乗りがもうひとつだが、あと1本で整いそう。体なんかは成熟しているとは言えないけど、前走時(京成杯=1着)より骨格などはしっかりしてきた。コンディションは心配ない。(課題のスタートについても)ゲート練習は積んでいる。GIで流れが違うかもしれないが、馬自身のレベルアップでレースの流れに乗れていいはず」



《15日(水)最終追い切り:美浦》【東スポ】
クリスタルブラックは吉田豊を背に、坂路2本目に4ハロン55・6―39・2―12・4秒。道中は僚馬と内外離れて進み、最後は馬体を併せて1馬身ほど先着。1週前(8日)は南ウッドで5ハロン64・8秒の好稽古を消化し、直前も馬なりとはいえ力強いアクション。仕上がりは万全に映る。

【吉田豊騎手】
「先週しっかりやって今日は予定通りの内容。あとはテンションですね。まだ馬が幼くて引っ張ると上へ上がるところがあるので今回は前半力ませないように運びたい。しまいの生きる展開になってくれれば」



◆サトノフラッグ
【牡3/国枝厩舎】


《1週前.追い切り・美浦》【東スポ】
弥生賞覇者サトノフラッグの1週前追い切りは、南ウッド5ハロンから3頭併せの内で最先着。63・5―36・0―12・4秒とA級時計を叩き出した。直線の追い比べではあっさり抜け出す抜群の伸び。さらなる上昇ムード漂う。

【国枝調教師】
「一戦ごとに心身が充実し、前走の弥生賞は力でねじ伏せる強い内容でした。中間は在厩で順調に乗り込んで1週前は迫力ある動きを見せていた。強敵相手にどこまでやれるか楽しみ」



《14日(火)朝の表情:美浦》【東スポ】
弥生賞Vから駒を進めるサトノフラッグは、南の角馬場経由で坂路を軽く1本駆け上がり、翌日の最終追い切りに備えた。

【国枝調教師】
「日曜(12日)も坂路で15―15を乗ったし、ここまでは在厩調整で順調にこれている。レースを使うごとに馬に雰囲気が出てきたし、着実に成長しているね。明日(15日)も(ルメールの代わりに)ライル(ヒューイットソン)が乗って追い切るが、先週しっかりやっているからサッとでいいかな」



《15日(水)最終追い切り:美浦》【東スポ】
サトノフラッグは、ヒューイットソン(レースはルメールが騎乗)を背に南ウッドで併せ馬。3馬身先行するレッドローゼス(古馬オープン)を目標に5ハロン標からゆったりと進み、内に潜った直線は馬なりながらもシャープな反応。余力十分の併入で一戦ごとの充実をアピールした(5ハロン65・7―37・0―12・5秒)。陣営も確かな成長を感じ取った様子で、好勝負を誓った。

【国枝調教師】
「先週しっかりやったので今日は手応えを確認する形。フットワークも落ち着きも望んだ通り。前走(弥生賞ディープインパクト記念=1着)のダメージもなく、いい方向に向かっていますね。(GI馬2頭を筆頭に強敵揃いだが)大きな舞台となれば当然、素晴らしい馬が集まる。そういう馬と競馬ができるのが楽しみ。ルメールさんにはアーモンドアイで随分信頼してもらったので同じような気持ちで乗ってもらいたい」



◆サリオス
【牡3/堀厩舎】


《14日(火)朝の表情:美浦》【東スポ】
朝日杯FS制覇以来となるサリオスは、坂路を軽めキャンターで駆け上がった。まだ腹回りに余裕があった2歳時と比べ、明らかにスッキリとした体形に変貌。最大のライバルとなるコントレイルと同じくぶっつけ本番となるが、成長度では勝るとも劣らない。ゆったりとした動作から、距離延長もむしろプラスに働きそうだ。

【堀調教師】
「7日の計量で558キロ。息遣いは良好で心肺機能も落ちていません。徐々に本来の行きっぷりも戻ってきました。操縦性が高くて平常心でレースに臨めるので、ペースの緩急にも対応できるのがこの馬のストロングポイントです」



《15日(水)最終追い切り:美浦》【日刊スポ】
朝日杯FS覇者サリオスは、美浦ウッドの3頭併せで追い切られた。石橋騎手(レースはレーンを予定)を背に外カフェキング(未勝利)、中ストロングレヴィル(古馬2勝クラス)を追走し、楽な手応えで併入。朝日杯FSから直行というローテになるが、態勢は万全だ。

【上原助手】
「1週前追い切りを先週木曜にやった後に少し回復に時間がかかるところがあったので、今日、水曜にやる形になりました。最終追い切りから競馬までの時間を長くとりたいということです。馬の状態を最優先に、総合的に判断しています。(動きについては)幾分、朝日杯の前と比べると、のんびりしたところがあったので、気持ちのスイッチを入れたかった。狙いどおり、直線の反応は良かったですし、いい追い切りができたと思います。息の入りや心肺機能は常にモニタリングしているが、いい状態で競馬へ迎えます。一競馬ファンとして、今年の皐月賞は楽しみにしています。サリオスも全3走を強い内容で勝ってくれているし、能力を発揮できれば勝機はあると思っています。コントレイルの他にもサトノフラッグだったり、ガロアクリークだったり、強い馬がいると思うので、コントレイルだけが敵だとは考えていません。ライアン・ムーア騎手が、非常に操縦性が高いとおっしゃっていました。距離延長やコース替わりでパフォーマンスを落とすとは考えづらいです。(レーン騎手への期待は)こういう大変な状況のなかできてくれることもあるし、デビュー戦でも乗ってくださっている。今回の騎乗をすごい楽しみにしてくれているので、それに応えられるように厩舎としては一番いい状態で競馬に向かえるようにと思っています。もちろん、期待は非常に大きいです」



◆ダーリントンホール
【牡3/国枝厩舎】


《1週前.追い切り・美浦》【東スポ】
ダーリントンホールの1週前追い切りは、南ウッド6ハロンから先行先着で84・8―39・4―12・6秒。時計は平凡だが、大きくて軽さ満点のフットワークで仕上がりは上々。前走時(共同通信杯=1着)から成長が感じられる。

【太田助手】
「先週よりも毛ヅヤが良くなり動きの質も上がっています。道中でコントロールが利けば速い脚を使える馬。まだ成長の余地はありますが、当週までにさらに状態を上げていきたい」



《15日(水)最終追い切り:美浦》【東スポ】
ダーリントンホールは、南ウッド3頭併せでラストはしっかりと追われて1馬身先着。フットワークは豪快でここにきて反応面も良化してきた(5ハロン68・8―38・4―11・8秒)。

【木村調教師】
「今朝はハードな調教を課したが、馬はしっかりと応えてくれた。本来の状態が戻ってきたのでここでも期待している」



◆ビターエンダー
【牡3/相沢厩舎】


《15日(水)最終追い切り:美浦》【東スポ】
ビターエンダーは、津村を背に南ウッドで併せ馬。大きく先行したとはいえ、直線では内から追いすがる古馬オープンに1馬身差をつけた(5ハロン67・8―38・7―12・3秒)。

【相沢調教師】
「前走(共同通信杯=2着)後はここ目標の仕上げ。ソエが固まって以前より良くなっている。今ならこの舞台でも楽しみ」



◆ブラックホール
【牡3/相沢厩舎】


《1週前.追い切り・美浦》【東スポ】
ブラックホールの1週前追い切りは、坂路で僚馬を追走して4ハロン50・5―37・1―12・6秒(一杯)の好時計をマーク。脚色は見劣ったが、ひと追いごとに反応は良化。前回(弥生賞=4着)以上の状態で臨めそう。

【相沢調教師】
「前走はためる形で内容は悪くなかった。やはり位置を取りに行くよりはじっくり運ぶほうが良さそうだね。状態は前走以上。坂路中心の調整に変えたことがいいほうに出てくれれば」



《14日(火)朝の表情:美浦》【東スポ】
弥生賞の4着馬ブラックホールは、意欲的に坂路を2本。順調な仕上がりをアピールした。

【三尾助手】
「1週前は坂路で(4ハロン)50・5秒の好時計。乗った(石川)ユキトも好感触だったし、カイバをしっかり食べている分、バリバリやれている。金、土曜が予報では雨模様なので、できれば雨が残ってタフな馬場になってほしいね」



《15日(水)最終追い切り:美浦》【東スポ】
ブラックホールは、坂路2本目に4ハロン54・1―12・4秒。ゴール前で一杯に追われ、先行していた3歳1勝クラスと併入した。

【相沢調教師】
「先週しっかりやっているのでしまい重点。動きは良かった。いい根性があるので道悪になっても苦にしないと思う」