【フェブラリーステークス. 2020】
【注目馬】
【追い切り後/調教師コメント】


【1回東京.8日目】
【2020年/2月23日(日曜日)】
【第37回.フェブラリーS / G1】
【4歳上/定量/ダート1600m】



『フェブラリーステークス. 2020』の『最終/追い切り後/調教師コメント』をまとめています。



【東スポweb】【www.tokyo-sports.co.jp】
【日刊スポーツ】【www.nikkansports.com】
【スポーツ報知】【www.hochi.co.jp】
【スポニチアネックス】【m.sponichi.co.jp】
【サンスポ.COM】【sanspo.com 】

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【更新情報】
水曜日・木曜日に行われる注目馬の『最終/追い切り後/調教師コメント』も、今後掲載していきます。
(情報量が多く、形容詞の少ない記事を優先)


《1週前.追い切り》
◆インティ
◆ヴェンジェンス
◆サンライズノヴァ
◆タイムフライヤー
◆ミッキーワイルド
◆モズアスコット
◆ワイドファラオ
◆ワンダーリーデル

◆アルクトス

《18日(火)朝の表情》
◆インティ
◆モズアスコット

◆アルクトス

《18日(水)最終追い切り》
◆ノンコノユメ

《19日(水)最終追い切り》
◆インティ
◆ヴェンジェンス
◆キングズガード
◆ケイティブレイブ
◆サンライズノヴァ
◆タイムフライヤー
◆ブルドッグボス
◆モズアスコット
◆ワイドファラオ
◆ワンダーリーデル

◆アルクトス
◆デルマルーブル

◆ミューチャリー



《関西馬・栗東》


◆インティ
【牡6/野中厩舎】


《1週前.追い切り・栗東》【東スポ】
インティの1週前追い切りは、坂路でビシッと追われて4ハロン53・7―39・5―12・3秒をマーク。スムーズに加速できており、馬体の張りも上々。連覇に向けて好仕上がりだ。

【野中調教師】
「中間も順調。前走(東海S=3着)は思っていたより後ろになったが、普通に折り合えて前哨戦としては悪くなかった。ワンターンのマイルはいいし、鞍上(武豊)も左回りのほうがバランス的に乗りやすいと言っている。あとは自分の競馬ができるかどうか」



《18日(火)朝の表情:栗東》【東スポ】
コパノリッキーに続き、史上2頭目のフェブラリーS連覇を狙うインティ。陣営は自信ありだ。

【野中調教師】
「去年と同じ(東海S=3着からの臨戦)過程で、内容的にも動き的にも思い通りにきている。特に先週の追い切りは最近では一番良かった。前走は枠が出てからジョッキー(武豊)とも話して控える形に。結果(3着)は少し物足りなかったけど、前哨戦ということで仕上がりもそれなりだったから。それでも普通に競馬ができたのは収穫だったし、選択肢は広がったね」



《19日(水)最終追い切り:栗東》【東スポ】
前走の東海Sでは、中団に控える競馬で3着と好走して新たな可能性を示した昨年覇者インティ。この日は坂路で単走。ラスト強めに促されて4ハロン51・1―12・5秒と好時計をマークして上々の仕上がりを見せた。

【野中調教師】
「だいぶ出来上がっているので調整程度だったが、思ったより時計が速くなった。状態は好調を維持できていて、いい形でレースに臨めそう。前走は後ろから差されたのは残念だったが、58キロだったし、前哨戦としてはまずまず。理想はハナだが、とにかく自分のリズムで競馬ができれば」



◆ヴェンジェンス
【牡7/大根田厩舎】


《1週前.追い切り・栗東》【東スポ】
ヴェンジェンスの1週前追い切りは、幸を背に軽く仕掛けられた程度で坂路4ハロン52・7―38・2―12・8秒の好時計。きびきびと動けており、7歳馬ながら元気いっぱい。

【大根田調教師】
「激走だった前走(東海S=2着)の影響で疲れがいつもより長く残っていたが、日曜(9日)、水曜(12日)の調教では特に問題なかった。もう疲れはないし、いつも通り順調にきている」



《19日(水)最終追い切り:栗東》【東スポ】
ヴェンジェンスは、前走の東海Sで持ち味の末脚を炸裂させて2着。勝ち馬エアアルマスには及ばなかったが、王者インティをかわした勢いは、さすがと呼べるものだった。この日は主戦の幸を背に坂路で単走。馬なりながら力強い脚取りで駆け上がり、ラスト1ハロン12・7秒(4ハロン52・8秒)をマーク。陣営も万全をアピールした。

【大根田調教師】
「輸送があるし、目一杯ではないが、いい動きだった。前走は激走だったため、普段は3~4日で疲れが取れるところを1週間かかったけど、もうすっかり疲れも取れていい状態です」



◆キングズガード
【牡9/寺島厩舎】


《19日(水)最終追い切り:栗東》【東スポ】
キングズガードはウッドで、ヒミノブルー(古馬1勝クラス)に半馬身先着。追ってからしぶとく伸びて、前走(東海S=5着)時よりも反応は良化した。

【秋山騎手】
「右回りでも左回りでも外へモタれるけど、決め手は持っている。状態は上がっているので展開次第だと思う」



◆ケイティブレイブ
【牡7/杉山厩舎】


《19日(水)最終追い切り:栗東》【東スポ】
ケイティブレイブは、新コンビの長岡を背に坂路で単走。帰厩して日は浅いが、上がり重点でラスト12・3秒と鋭伸。引き続き好調キープだ。

【長岡騎手】
「やれることはやって、日ごとに良くなっている。ポテンシャルは高い馬なので持ち味を引き出したい」



◆サンライズノヴァ
【牡6/音無厩舎】


《1週前.追い切り・栗東》【東スポ】
サンライズノヴァの1週前追い切りは、松山を背にして坂路4ハロン50・4―37・3―12・3秒の猛時計。ビシッと追われる意欲的な内容でクリソベリルに先着した。文句なしの動きだ。

【音無調教師】
「トモのはまりがひと息の時期があったけど、昨秋の南部杯(1着)あたりから完全に復調した。ここ2週はクリソベリルよりも動いているくらい。絶好調だよ。前走(武蔵野S=5着)はさすがに強引過ぎた。中団くらいから末脚を生かす形が理想」



《19日(水)最終追い切り:栗東》【東スポ】
サンライズノヴァは坂路で、昨年のマイル王インディチャンプと併せ馬。先行した僚馬にかなり遅れる形になったが、ラストで仕掛けられるとグイグイ加速して4ハロン51・0―12・6秒をマークした。陣営は自信たっぷりだ。

【音無調教師】
「ちょっとチグハグな併せ馬になったけど、この馬の力量を見せた走りをしていたし、時計も十分。ラストまでしっかりしていた。この馬本来の形は直線勝負。今回はここに目標を絞って目イチに仕上げてきた。状態がいい今なら昨年(7着)よりやれるはず」



◆タイムフライヤー
【牡5/松田国厩舎】


《1週前.追い切り・栗東》【東スポ】
タイムフライヤーの1週前追い切りは、フォーリーを背にウッド6ハロン82・7―37・6―11・8秒。古馬2勝クラスを1秒ほど追走し、最後は楽な手応えで大きく先着。ダイナミックな走りで迫力十分だった。

【松田調教師】
「1週前追い切りは勝つ(可能性がある)ポジションで流れに乗れるかのテストをしました。荒れた時間帯でしたが、簡単にいい時計が出ました」



《19日(水)最終追い切り:栗東》【東スポ】
タイムフライヤーはフォーリーを背に、ポリトラックで同厩ハギノアグレッシブ(古馬1勝クラス)と併せ馬。先週はメンコを着用して追い切ったが、今朝はそれを外して感触を確かめた。向正面で一度前に出たものの、3コーナー手前でリズムを取り戻すと、最後は楽々と5馬身突き抜けた(6ハロン75・1―36・6―11・8秒)。

【フォーリー騎手】
「メンコを外したため、最初の1ハロンは行きたがったが、その後は落ち着いて走れていた。調子も良さそうだし、いい感触をつかめた」



◆ブルドッグボス
【牡8/加用厩舎】


《19日(水)最終追い切り:栗東》【東スポ】
ブルドッグボスは、和田を背に坂路単走。前半から軽快な行きっぷりで4ハロン51・0―12・2秒の好時計をマーク。乗り込み十分で好仕上がりだ。

【秦野厩務員】
「ひと追いごとに動きが良化してきた。スプリンターの印象があるので、あとはマイルがどうか」



◆ミッキーワイルド
【牡5/安田隆厩舎】


《1週前.追い切り・栗東》【東スポ】
ミッキーワイルドの1週前追い切りは、北村友を背に坂路を馬なりのまま4ハロン52・9―37・7―12・3秒。タイトな間隔でも速い時計が出せており、上積みをしっかりと感じさせる走り。

【安田隆調教師】
「いくらか余裕残しの体に映った前走(根岸S=11着)は、直線での伸びがもうひとつでした。一度使ったことでどれだけ変わってくるかですね」



◆モズアスコット
【牡6/矢作厩舎】


《1週前.追い切り・栗東》【東スポ】
モズアスコットの1週前追い切りは、坂路を馬なりで4ハロン52・1―38・0―12・6秒。前走後すぐにこの数字はさすがで、それだけ元気のいい証拠。当週のひと追いでさらに上昇しそう。

【宮内助手】
「出遅れながらも差し切り勝ちの前走(根岸S)。初めてのダートで適性の高さを見せてくれました。安田記念を勝っているわけですから、距離はマイルでも問題ない。GIへ向けて調子を上げていきたい」



《18日(火)朝の表情:栗東》【東スポ】
初ダートの根岸Sを快勝し、一気に注目度が上がったモズアスコット。順調な仕上がりを見せている。

【玉井助手】
「キックバックを嫌がったりするだろうなと思っていたんですが、そういった面も見せずに予想していた以上の走りを見せてくれました。金曜(14日)の1週前追いの後も順調にきています。直前はルメール騎手が騎乗してくれる予定ですが、もう速い時計は必要なさそうですよ」



《19日(水)最終追い切り:栗東》【報知】
第37回フェブラリーステークス・G1に出走するモズアスコットが2月19日、栗東・坂路で最終追い切りを行った。好天のもと、クリストフ・ルメール騎手を背に、クレパト(3歳1勝クラス)を追いかける形でスタート。最後に力強く伸び、2馬身先着でフィニッシュ。51秒4―12秒4で終えた。モズアスコットは18年の安田記念でV。前走の根岸Sではスタートで遅れたが、直線で豪快に伸びて差し切った。史上5頭目となる芝とダート両方のG1制覇がかかる。

【ルメール騎手】
「前走が80なら今回は100。トップコンディション。前走と違い、自分から動こうとしていましたね。前走の根岸Sでは初めてのダートでも問題なく走れていました。パワフルなストライドがストロングポイントで、G1でもいい競馬ができれば、と思っています」



◆ワイドファラオ
【牡4/角居厩舎】


《1週前.追い切り・栗東》【東スポ】
ワイドファラオの1週前追い切りは、坂路で強めに追われて4ハロン53・2―38・5―12・1秒。馬体の張りが良く、ラストの反応もシャープだった。1週前としては上々の内容。

【小滝助手】
「58キロを背負っていた前走(根岸S=5着)は、内容的にも結果的にも収穫の大きいレースでした。調教でメリハリが利くようになっていますし、東京のマイルはこの馬が得意とする芝からのスタート。楽しみな一戦です」



《19日(水)最終追い切り:栗東》【東スポ】
ワイドファラオは、ウッドで3頭併せ。直線の追い比べで見劣り、僚馬2頭から3馬身遅れでのフィニッシュになった(81・4―37・4―12・1秒)。

【小滝助手】
「前走(根岸S=5着)は休み明けでしたし、58キロを背負って、よく頑張ってくれました。距離的にもマイルは、ちょうどいいと思います」



◆ワンダーリーデル
【牡7/安田翔厩舎】


《1週前.追い切り・栗東》【東スポ】
ワンダーリーデルの1週前追い切りは、坂路で強めに4ハロン54・7―39・6―12・6秒。前走(根岸S=8着)時よりも馬体の張りがアップし、毛ヅヤも良化した。上積みを感じる。

【安田翔調教師】
「久々は気持ちが入ってこないので前走は短い距離を使った。直線はしっかりと脚を使えて収穫はありましたね。調教の行きっぷりから上積みを感じる。自分の形に徹して展開がはまるようなら」



《19日(水)最終追い切り:栗東》【日刊スポ】
昨秋の武蔵野Sを制したワンダーリーデルが、抜群の動きを見せた。栗東坂路で前半からペースを上げ、4ハロン50秒0-12秒6の好時計をマーク。

【安田翔調教師】
「急にペースを上げるのではなく、平均的に速いペースで走らせたかった。52秒を切るぐらいかと思ったけど、それより速かった。(前走の根岸Sは8着に終わったが、その後に状態を上げている)休み明けは気持ちが入ってこないタイプ。1400メートルを使って刺激になった」









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《関東馬・美浦》


◆アルクトス
【牡5/栗田徹厩舎】


《1週前.追い切り・美浦》【東スポ】
アルクトスの1週前追い切りは、南ウッド5ハロン67・1―40・2―13・1秒。3頭併せの真ん中で併入ながら脚色は劣勢。動きはひと息の印象で、最終追い切りでどこまで変わるかがカギ。

【栗田調教師】
「ウッドの走りは得意ではないけど、1週前は動く馬と併せて負荷をかけました。以前とは違って、追い切ってもダメージが出なくなっています。東京マイルはいい舞台なので楽しみですね」



《18日(火)朝の表情:美浦》【東スポ】
初のGI挑戦となった前走の南部杯で2着に食い込んだアルクトスが東のエース格。過去〈5・1・0・0〉と抜群の相性を誇る東京ダートなら引き続き侮れない。

【栗田調教師】
「以前よりも体質がしっかりして、中身の濃い調教が積めている。それでいて気持ちにゆとりがあるのもいいですね。大跳びで長く脚を使えるタイプだけに、この舞台はベスト。中央のGIでも」



《19日(水)最終追い切り:美浦》【東スポ】
アルクトスは田辺騎乗で、南ポリトラックでの併せ馬。手応え良く2馬身追走から直線は内へ。馬なりも伸びやかなフットワークで先着した(5ハロン68・4―37・4―12・2秒)。

【栗田調教師】
「プールとウッドとポリで週2ペースで調整してきた。体重的には変動がないタイプで前回(南部杯=2着)と同じぐらい。期待馬がようやく強くなってきて、ベストの条件なので楽しみ」



◆デルマルーブル
【牡4/戸田厩舎】


《19日(水)最終追い切り:美浦》【東スポ】
前走の川崎記念で3着に好走、GIでも通用する力を見せたデルマルーヴル。そこから中2週となる今回は、南ポリトラック5ハロンから併せ馬。2馬身差を追走し、3ハロン過ぎから体を併せて最後は併入。状態は高いレベルで安定している(63・6―36・7―12・3秒)。陣営はGI初制覇に期待を込めた。

【斎藤助手】
「調子に変動がないのが長所。競馬が上手で久々のマイルにも対応できると思うし、直線でうまく手前が替われば楽しみも」






《地方馬》


◆ミューチャリー
【牡4/矢野義厩舎】


《19日(水)最終追い切り:船橋競馬場》【日刊スポ】
川崎記念4着のミューチャリーは19日、船橋競馬場で併せ馬で追い切られた。馬なりのウタマロ(3歳)を追走。5ハロンを過ぎたあたりで外に併せ、直線はいっぱいに追われて1馬身ほど先着した。時計は6ハロン78秒1-5ハロン62秒3-ラスト1ハロン12秒0。予想外の展開に泣いた川崎記念からの反撃を期す。

【矢野義調教師】
「ウタマロにあおられてたな(苦笑い)。まあ(ウタマロも)そこそことは思っている馬だから、いい併せ馬ができたかなと思う。あまり調整に注文のいらない馬。(レース後は)意外と腰に疲れがくるんだけど、今回はそんなことなかった」



◆ノンコノユメ
【セ8/荒山厩舎】


《18日(水)最終追い切り:千葉県印西市・小林分場》【東スポ】
一昨年のフェブラリーSの覇者で、南関東・大井競馬移籍後では初のJRA参戦となるノンコノユメは、1周1100メートルのダートを単走ながら豪快に駆け抜け、馬なりのまま6ハロン79・2―63・2―35・8―11・2秒の好時計を楽々と叩き出した。

【荒山勝調教師】
「東京大賞典(2着)の後は山元トレセンに放牧に出して一旦のんびりさせ、そこから段階を踏んで順調に調整できた。小柄な馬なので緩むこともないし、動きも良かったね。中央では尾上げ(ゲートで尻尾を持つこと)ができないのでスタートに不安は残るが、近走の感じなら大丈夫かな。モマれる競馬でも力を発揮できるようになったのは大きい」