【アメリカJCC. 2020】
【注目馬】
【追い切り後/調教師コメント】


【1回中山.9日目】
【2020年. 1月26日(日曜日)】
【第61回. AJCC. G2】
【4歳上. 別定. 芝2200m】


『アメリカジョッキークラブカップ. 2020』の『最終/追い切り後/調教師コメント』をまとめています。


『アメリカジョッキークラブカップ』とは、中山競馬場.芝2200mで行われる、4歳以上馬によるG2レースです。



【東スポweb】【www.tokyo-sports.co.jp】
【日刊スポーツ】【www.nikkansports.com】
【スポーツ報知】【www.hochi.co.jp】
【スポニチアネックス】【m.sponichi.co.jp】
【サンスポ.COM】【sanspo.com 】



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【更新情報】
水曜日・木曜日に行われる注目馬の『最終/追い切り後/調教師コメント』も、今後掲載していきます。
(情報量が多く、形容詞の少ない記事を優先)


《1週前.追い切り》
◆グローブシアター
◆サトノクロニクル
◆スティッフェリオ
◆ステイフーリッシュ

◆ウラヌスチャーム
◆ニシノデイジー
◆ブラストワンピース
◆ラストドラフト

《21日(火)朝の表情》
◆スティッフェリオ

◆ウラヌスチャーム
◆クロスケ
◆ニシノデイジー

《22日(水)最終追い切り》
◆グローブシアター
◆サトノクロニクル
◆スティッフェリオ
◆ステイフーリッシュ

◆ウラヌスチャーム
◆ニシノデイジー
◆ブラストワンピース
◆ミッキースワロー
◆ラストドラフト

《22日(水)朝の表情》
◆クロスケ

《23日(木)朝の表情》
◆サトノクロニクル
◆ステイフーリッシュ

◆ブラストワンピース
◆ラストドラフト



《関西馬・栗東》


◆グローブシアター
【牡6/角居厩舎】


《1週前.追い切り・栗東》【東スポ】
グローブシアターの1週前追い切りは、ウッド6ハロン88・9―40・8―12・4秒で3歳未勝利に追走併入。入厩後は乗り込んでいるが、動きは重くまだ復調途上。

【小滝助手】
「長い休養明けになりましたし、馬体だけでなく動きのほうにも久々が感じられる。以前から休み明けは得意にしていないし、いきなりはどうでしょうか」



《22日(水)最終追い切り:栗東》【東スポ】
グローブシアターは、ウッドで3頭併せ。先行する形で6ハロン84・9―53・6―12・0秒をマーク。軽快なフットワークで、状態は良さそうだ。

【小滝助手】
「久々になりますが、順調に調整してこれました。息遣いも体のさばき方もいいし、うまく立ち回ればチャンスはあると思います」



◆サトノクロニクル
【牡6/池江厩舎】


《1週前.追い切り・栗東》【東スポ】
サトノクロニクルの1週前追い切りは、坂路でビシッと追われて4ハロン52・1―37・9―11・9秒と目の覚めるような末脚。馬場のきれいな時間帯とはいえ、圧巻の切れだった。

【池江調教師】
「1週前追い切りの動きは良かったけど、まだ息はしんどそう。当週追ってどこまで仕上がるかだね。久々で体は増えているが、成長分もあると思う。中山の小回り自体は条件的に合っている」



《22日(水)最終追い切り:栗東》【東スポ】
サトノクロニクルは、坂路で僚馬のプランドラー(古馬2勝クラス)と併せ馬。追走の形でスタートすると、ゴール前は意欲的に追われて2馬身先着でフィニッシュ。ラスト1ハロン12・1秒(4ハロン52・4秒)で脚を伸ばした。

【兼武助手】
「長期の休み明けということもあって、まだ体もゆったりとしているし、実戦に行ってどうかだけど能力は高い。次につながる競馬をしてくれれば」



《23日(木)朝の表情:栗東》【東スポ】
2018年8月の小倉記念2着以来、1年半ぶりの実戦となるサトノクロニクルは厩舎周りの運動を入念に行い、久々の競馬に備えた。陣営は慎重な面も見せた。

【池江調教師】
「(22日の)追い切りの動きはさすがだね。脚元は安定しているし、調教でもよく動けている。この舞台も問題ない。ただ、体はまだボテッとしているし、競馬に行って息が持つかどうかだね」



◆スティッフェリオ
【牡6/音無厩舎】


《1週前.追い切り・栗東》【東スポ】
スティッフェリオの1週前追い切りは坂路4ハロン52・6―38・4―13・0秒(一杯)。しまいの時計はかかった印象だが、急失速したわけではない。道中の脚さばきは上々だった。

【生野助手】
「前走(有馬記念=13着)が厳しい競馬だったので疲れはそれなりにありましたけど、在厩調整で状態は回復しています。今回はオールカマーを勝ったコース。条件は合うと思います」



《21日(火)朝の表情:栗東》【東スポ】
有馬記念13着からの臨戦となるスティッフェリオは、ウッド1周のキャンター調整を行った。

【武田助手】
「前走はハイペースの2番手を追走したうえに、4角で先頭に並びかけるタフな競馬。さすがにダメージはあったけど、それも徐々に抜けて感じはだいぶ良くなっている。中山の2200メートルはオールカマーを勝っているように条件は合っているし、この馬の力を出し切れれば」



《22日(水)最終追い切り:栗東》【東スポ】
スティッフェリオは、坂路でミッキーマインド(古馬2勝クラス)と坂路で併せ馬。追われてビュッと加速する感じはなかったが、ラストまでしぶとい脚を使って4ハロン52・4秒(ラスト12・9秒)をマークした。

【音無調教師】
「攻め駆けするタイプじゃないので、これくらいがちょうどいい。有馬記念は前に行った馬がすべて止まったので仕方ない。オールカマーを勝った舞台で改めて」



◆ステイフーリッシュ
【牡5/矢作厩舎】


《1週前.追い切り・栗東》【東スポ】
ステイフーリッシュの1週前追い切りは、坂路で一杯に追われて4ハロン53・4―38・4―12・8秒。落ち着きを保てているし、馬体の張りもいい。前走(チャレンジC=10着)以上には走れそうだ。

【宮内助手】
「前走はヨーイドンの展開も良くなかった様子。位置取りなど、いろいろとかみ合いませんでした。中山では重賞で好走したこともある。自分から積極的に動く形の競馬が理想ですね」



《22日(水)最終追い切り:栗東》【東スポ】
ステイフーリッシュは、新コンビのルメールが手綱を取ってパンサラッサ(3歳1勝クラス)と坂路で併入。4ハロン52・1秒(ラスト12・9秒)の好時計だ。

【ルメール騎手】
「動き、時計とも良かった。競馬で初めて乗るが、長くいい脚を使えるのでレースまでにイメージしたい」



《23日(木)朝の表情:栗東》【東スポ】
10着に終わったチャレンジCからの巻き返しを期すステイフーリッシュは、軽めの運動を行った。

【岡助手】
「ルメール騎手には併せ馬の追い切り(22日)に騎乗して、感触をつかんでもらいました。前走はスローな流れの中で、難しい位置取り、展開になってしまいましたから。中山では重賞で好走したこともありますし、自分から積極的に動いて行く形で、持ち味のしぶとさを生かせるようなら」









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《関東馬・美浦》


◆ウラヌスチャーム
【牝5/斎藤誠厩舎】


《1週前.追い切り・美浦》【東スポ】
ウラヌスチャームの1週前追い切りは、南ウッド6ハロンからしっかり追われて79・8―37・1―12・2秒の好時計。先行した僚馬に1馬身半先着した。ほぼ態勢は整った印象だ。

【斎藤誠調教師】
「年明けに帰厩後はここ目標に調整。1週前はジョッキー(ミナリク)に乗ってもらって『グッドコンディション』と言ってもらえた。この舞台はいいね。昨秋はチグハグな競馬が続いたので力を出し切れれば」



《21日(火)朝の表情:美浦》【東スポ】
京都大賞典7着→エリザベス女王杯11着と、昨秋は結果を出せなかったウラヌスチャーム。しかし、陣営は参考外を強調する。

【相田助手】
「ここ2戦は走り切っていない感じ。力負けとは思っていません。今度は実績のある中山だし、何より魅力はミナリク騎手。ハナ差2着だった昨年の中山牝馬Sでは、心底悔しがっていたから…。1週前追い切りにも乗っていい感触をつかんでもらっているし、ぜひリベンジしてほしいですね」



《22日(水)最終追い切り:美浦》【日刊スポ】
ウラヌスチャームが絶好の動きを見せた。ミナリク騎手を背に、3馬身先行するキングスバレイ(古馬1勝クラス)を追走。直線は内に入って馬なりのまま併入した。時計はウッドコースで5ハロン65秒9、上がり38秒1-12秒6。中山はこれまで4戦して【1・3・0・0】と連対を外していない。得意の舞台で大駆けを狙う。

【斎藤誠調教師】
「思ったより時計が出た。いい状態ですね。使い込んでいる馬場も合っていると思う」



◆クロスケ
【牡5/水野厩舎】


《21日(火)朝の表情:美浦》【東スポ】
アメリカJCCとダブル登録のクロスケは、東海Sに出走。この日は坂路を軽めに1本乗られ、翌日の最終追い切りに備えた。

【水野調教師】
「前走(ベテルギウスS=15着)は1角で寄られて、ラチにぶつかるほどの不利を受けたのがすべて。この後の中山・北総Sが最大目標の一戦だが、(前走の)前の2戦は崩れていないし、前が止まる流れになれば、そこそこ頑張ってくれそう」



《22日(水)朝の表情:美浦》【東スポ】
東海Sへの出走を予定していたクロスケ(牡5、水野)は、輸送時間などを考慮してAJCCに出走する。



◆ニシノデイジー
【牡4/高木厩舎】


《1週前.追い切り・美浦》【東スポ】
ニシノデイジーの1週前追い切りは、意欲的に南ウッド5ハロン65・5―36・7―11・8秒。パワフルな伸びで僚馬マイネルフロストを1秒突き放す躍動感あふれる動き。休養前以上の雰囲気で復帰戦を迎えられる。

【高森厩務員】
「1週前追い切りは田辺ジョッキーがまたがって、ハミの取り方や頭の高さなどを踏まえてうまく乗ってくれました。2歳戦以降は勝ってないけど、馬は変わらず元気いっぱい。仕上がり的には中山金杯を使えたくらいです。馬混みは問題ないので、そこでリラックスして走るのがいいでしょう」



《21日(火)朝の表情:美浦》【東スポ】
ニシノデイジーは坂路を2本。程よい気合乗りで順調な仕上がりを印象付けた。

【高木調教師】
「放牧明けになるけど、1週前の動きを見れば態勢に不安はない。菊花賞(9着)はスタートで挟まれてチグハグな競馬になってしまったが、この舞台ならレースが流れて競馬はしやすいかな。不器用なタイプではあるけど、何とか仕切り直しを」



《22日(水)最終追い切り:美浦》【日刊スポ】
ニシノデイジーは、ウッドコースで3頭併せ。外マイネルクラース(古馬オープン)、中ウシュバテソーロ(3歳未勝利)を3馬身-2馬身間隔で追いかけ、直線は内からシャープに伸びて2馬身先着した。1週前に田辺騎手で負荷をかけたこともあり、反応はかなり良くなった。

【高木調教師】
「テンションが上がらないように調整してきた。秋口くらいから大人になったね。前半フワッと行くので、少し流れてほしい」と展開に注文をつけた。



◆ブラストワンピース
【牡5/大竹厩舎】


《1週前.追い切り・美浦》【東スポ】
ブラストワンピースの1週前追い切りは、南ウッドで古馬1勝クラスに追走先着。6ハロン79・6―36・5―11・8秒とさすがの時計をマークした。反応はやや鈍かったが、このひと追いで確実に状態は上向きそう。

【大竹調教師】
「凱旋門賞(11着)は馬場が影響し、道中で手応えが怪しくなってしまった。帰厩した当初の馬体重は560キロ。1週前追い切りは少しモタついたが、メニューは順調に消化できた。このひと追いで変わってほしい」



《22日(水)最終追い切り:美浦》【サンスポ】
昨秋の凱旋門賞11着以来となるブラストワンピースは、川田騎手を背に美浦Wコースで5F68秒3、ラスト1F12秒6をマーク。2馬身先行していた外のマサノアッレーグラと馬なりで併入した。4日に帰厩してから、追われるごとに反応は良くなっている。

【岩藤助手】
「気持ちがピリッとしてきて競馬が近いことを分かっているし、馬自身がポジティブに走れている」と、惨敗した仏遠征のダメージは心身ともなさそう。中山芝2200メートルは「一番力を出しやすい舞台」と歓迎で、’18有馬記念馬の格をアピールしたい。



《23日(木)朝の表情:美浦》【東スポ】
一昨年のグランプリホースのブラストワンピースは、厩舎周りの運動でじっくりと体をほぐした。凱旋門賞(11着)以来になる今年初戦。22日の最終追い切りでは川田が駆けつけて最終確認した。

【大竹調教師】
「川田騎手は“イメージしていた通りの動きをしてくれた”と言っていました。このひと追いで、あとどれくらい(馬体が)絞れてくるかがカギになってきますが、馬は元気いっぱいです」



◆ミッキースワロー
【牡6/菊沢厩舎】


《22日(水)最終追い切り:美浦》【東スポ】
ミッキースワローは、菊沢調教師が自ら手綱を取って南ウッド入り。スムーズに折り合いながら徐々に加速していく“教科書通り”の単走追いで、6ハロン84・3―68・6―53・0―38・6―12・4秒(馬なり)をマークした。切れのあるフットワークはタイム以上の迫力で、デキに関しては文句なしだ。

【菊沢調教師】
「しまいの反応を確かめる程度でしたが、いい雰囲気でしたよ。ここ2戦と比べても、今回のほうがパンとしている感じ。この次は天皇賞・春へ行きたいと思っているので、ぜひいいレースをしてもらいたいですね」



◆ラストドラフト
【牡4/戸田厩舎】


《1週前.追い切り・美浦》【東スポ】
ラストドラフトの1週前追い切りは、年明けから速い時計を出し、古馬2勝クラスに追走先着。南ウッド5ハロン64・4―36・8―12・8秒。体つきは前回同様にシャープで好状態をがっちりキープできている。

【斎藤助手】
「前走(中日新聞杯=2着)は最後でフワッとしてしまったが、控えてしまいを生かす競馬が身についてきた印象。距離延長は問題ないし、仕上がりもいいので今回も楽しみ」



《22日(水)最終追い切り:美浦》【東スポ】
中日新聞杯でアタマ差2着と復権をアピールしたラストドラフト。この日は坂路を経由し、南ウッド5ハロンから1・5秒先行する僚馬を目標にした単走追い。馬なりながら軽快な脚さばきで1ハロン12・7秒(5ハロン66・2―28・0秒)をマークし、好仕上がりを約束した。

【斎藤助手】
「(前走は)抜け出した後にフワッとした分、最後は差されたが、控えてしまいを生かす競馬が身についてきた。中間は放牧に出さず、在厩でしっかり調整。マーフィー騎手も中間ずっと乗ってコンタクトを取ってくれています」



《23日(木)朝の表情:美浦》【東スポ】
中日新聞杯2着からの臨戦になるラストドラフトは、南の角馬場で微調整を行った。陣営は調整過程に満足げだった。

【戸田調教師】
「1週前にマーフィーが乗ってしっかり追ったので(22日の)最終追い切りは疲れを残さない程度に。それでも動きは力強かったし、内面の活気もある。心身ともに充実してきましたね。(強敵が揃うが)前走の競馬と中間の稽古で、鞍上も馬をしっかり手の内に入れてくれた感じ。どんな競馬ができるか楽しみ」