【天皇賞春. 2019】
【出走予定/注目馬】
【追い切り後/調教師コメント】


【3回京都.3日目】
【2019年. 4月28日(日曜日)】
【第159回.天皇賞春. G1】
【4歳上. 定量. 芝3200m】


『天皇賞春. 2019』の『1週前/追い切り後/調教師コメント』をまとめています。


『天皇賞春』とは、大阪杯・宝塚記念と並び『春の古馬中長距離三冠』として注目のG1レースですね。

過去20年のデータを調べてみると…
天皇賞春が18頭立ての場合(20回中10回)1番人気馬の優勝はありませんでした。しかし、『天皇賞春が17頭立て以下(20回中10回)』になった場合『優勝馬は3番人気以内の馬』という共通点がありました。




【東スポweb】【www.tokyo-sports.co.jp】
【日刊スポーツ】【www.nikkansports.com】
【スポーツ報知】【www.hochi.co.jp】
【スポニチアネックス】【m.sponichi.co.jp】
【サンスポ.COM】【sanspo.com 】


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【更新情報】
水曜日・木曜日に行われる注目馬の『最終/追い切り後/調教師コメント』も、今後掲載していきます。
(情報量が多く、形容詞の少ない記事を優先)


《1週前.追い切り》
◆ヴォージュ
◆エタリオウ
◆カフジプリンス
◆クリンチャー
◆ケントオー
◆チェスナットコート
◆パフォーマプロミス
◆メイショウテッコン
◆ユーキャンスマイル
◆リッジマン

◆グローリーヴェイズ
◆フィエールマン

《23日(火)朝の表情》
◆ヴォージュ
◆メイショウテッコン
◆リッジマン
◆ロードヴァンドール

◆グローリーヴェイズ




《関西馬・栗東》


◆ヴォージュ
【牡6・西村厩舎】


《1週前.追い切り・栗東》【東スポ】
ヴォージュの1週前追い切りは、坂路で一杯に追われて4ハロン53・9―38・4―12・6秒。併せ馬でしぶとく併入し、時計的にも及第点。前走(阪神大賞典=8着)よりは動けそう。

【余田助手】
「前走は前2頭が飛ばすペースに若干の戸惑いもあったようです。力を出し切った感じはなく疲れはありません。GIでメンバーは強くなりますが、今回は得意の京都。万葉Sの時のように、坂の下りで勢いをつけて自分の形に持ち込めれば」



《23日(火)朝の表情:栗東》【東スポ】
休養明けの阪神大賞典は8着と持ち味を発揮できずに終わったヴォージュだが、京都で行われた前々走の万葉Sでは逃げ切り勝ちを決めているだけに侮れない存在だ。陣営は逃げの手に出る構えを示唆した。

【西村調教師】
「もともとが使って調子を上げるタイプ。この中間はプール併用でしっかりと負荷をかける調教ができている。近くに馬がいると行きたがるだけに、ポツンと一頭で走る形が理想。今回は少し無理をしてでも前へ行くつもり。自分の形に持ち込みたいね」



◆エタリオウ
【牡4・友道厩舎】


《1週前.追い切り・栗東》【東スポ】
この日の主役エタリオウは、M・デムーロを背にウッドで3頭併せ。濃霧のため目視できたのはゴール前の一瞬だけだったが、外から一気に伸びてくる青鹿毛の馬体は迫力十分で、状態の良さは十分に伝わってくる。最後は先行したポポカテペトル(古馬オープン)とほぼ横一線のゴールも、勢いではこちらが完全に上回っていた。

【友道調教師】
「1週前なので、しっかりやってもらいました。薄めのブリンカーを着けて追い切りましたが、ジョッキーも“集中して走れていた”と。レースでもこれでいきます」



◆カフジプリンス
【牡6・矢作厩舎】


《1週前.追い切り・栗東》【東スポ】
カフジプリンスの1週前追い切りは、中谷を背に坂路4ハロン51・5―37・7―12・6秒。チェスナットコートに小差先着した。濃霧のため手応えがわかりづらいが、時計的には意欲十分。

【宮内助手】
「勝負どころですぐにギアが上がらないものの、そこからじりじりと脚を伸ばすタイプ。前走(阪神大賞典=2着)では粘り強い走りで改めて長距離適性を示してくれました。今は脚元の不安もなくしっかり攻めた調教ができています」



◆クリンチャー
【牡5・宮本厩舎】


《1週前.追い切り・栗東》【東スポ】
昨年の3着馬クリンチャーの1週前追い切りは、ウッド6ハロン81・7―66・1―51・5―37・5―11・8秒と意欲的に追われ、ラストは鋭い走りを披露した。

【宮本調教師】
「ホンマいい動きだったで。前走の日経賞は7着に敗れたけど、前が残る展開だったし仕方ない面もあった。それでも4角でやめるような面も見せなかったし、復調をうかがわせる内容だった。遠征がダメなタイプだとは思っていないけど、これまでの結果を見ると関西圏でのほうが安定して走っているからね」



◆ケントオー
【牡7・西橋厩舎】


《1週前.追い切り・栗東》【東スポ】
ケントオーの1週前追い切りは、坂路で強めに追われて4ハロン53・7―39・4―13・0秒。時計は平凡だが、普段から目立つほうではない。この馬なりに順調。

【和泉助手】
「前走(阪神大賞典=7着)のダメージ回復に重点を置いて調整。前走で乗った幸騎手は『距離は大丈夫』と言ってくれているし、京都コースも合っている。ここ2走は不利もあったし、スムーズな競馬ができれば」



◆チェスナットコート
【牡5・矢作厩舎】


《1週前.追い切り・栗東》【東スポ】
チェスナットコートの1週前追い切りは、カフジプリンスに遅れたが差はわずかで、坂路4ハロン51・5―37・7―12・7秒と時計は優秀。坂井を背にしっかりと負荷は掛けられている。

【宮内助手】
「思ったほど動けなかった前走(日経賞=9着)ですが、休み明けで海外遠征からの帰国初戦。もともと使って良くなるタイプでもありますから。春の天皇賞は昨年5着と好走しているので変わり身を期待したいですね」



◆パフォーマプロミス
【牡7・藤原英厩舎】


《1週前.追い切り・栗東》【東スポ】
パフォーマプロミスの1週前追い切りは、北村友を背にウッドで僚馬に半馬身遅れ。6ハロン83・1―37・2―11・8秒。相手は攻め駆けする馬だけに遅れは気にする必要なし。今週のひと追いで態勢は整いそう。

【田代助手】
「1週前追い切りは併せ馬で遅れたが、相手は攻め駆けする馬だからね。しっかり負荷を掛けられたし、いい稽古ができたと思う。折り合いはつく馬なのでこの距離にも対応できるはず」



◆メイショウテッコン
【牡4・高橋忠厩舎】


《1週前.追い切り・栗東》【東スポ】
メイショウテッコンの1週前追い切りは、福永を背にウッド3頭併せで最先着。6ハロン83・6―38・4―11・9秒。過度な気負いはなく鞍上と呼吸も合うようだ。

【鵜木助手】
「1週前追い切りの時計が良かったし、しっかりと抑えも利いていた印象。稽古内容とレースがリンクするタイプなので今の気配は自信につながります。距離も大丈夫だと思います」



《23日(火)朝の表情:栗東》【東スポ】
日経賞で逃走Vを飾り勢いに乗るメイショウテッコンは、ウッドを軽めに1周。

【浜野調教厩務員】
「前走はこちらがビックリするくらいゲートで落ち着いていて、自分のレースができたことが大きかったね。すごく敏感な馬で菊花賞(14着)のときはヘリコプターが飛んでいる音を気にしてイレ込んでしまった。ちょっとしたことでハミをかんでしまうところはあるけどスタミナは無尽蔵。乗り方ひとつでチャンスがあっていい」



◆ユーキャンスマイル
【牡4・友道厩舎】


《1週前.追い切り・栗東》【東スポ】
ユーキャンスマイルの1週前追い切りは、岩田康を背にウッド3頭併せで最先着。6ハロン81・5―38・0―11・8秒。少しモタれるようなそぶりを見せつつも、力強い伸びを披露。馬体も充実して本格化の気配。

【大江助手】
「馬体のバランスが整ってきたので走りがかみ合ってきた。昨年は休ませると戻すまでに時間のかかる馬だったんですが、今回はそれもないですね。ここは上半期の大目標。前走(ダイヤモンドS=1着)以上の状態で出せそうです」



◆リッジマン
【牡6・庄野厩舎】


《1週前.追い切り・栗東》【東スポ】
リッジマンの1週前追い切りは、ウッド単走で5ハロン69・5―38・9―12・3秒。ピッチの利いた素軽い走りが印象的。一度使って脚さばきは柔らかくなった。

【庄野調教師】
「前走(阪神大賞典=6着)は流れが合わなかったこともあり、力を出し切れなかった。ゆっくりとだが使って状態は上向いている。自分のペースで運べれば」



《23日(火)朝の表情:栗東》【東スポ】
昨年暮れのステイヤーズS覇者リッジマンは、角馬場で微調整を行った。

【久保智助手】
「追い切りに乗ってくれている(加藤)祥太は、前走(阪神大賞典=6着)時より動きがいいと言ってくれています。先週の競馬を見ると、例年以上に時計が速かった。競馬雑誌には『切れ0、スタミナ10』と書かれていたくらいで(苦笑)。時計勝負になると分が悪いからね。できれば雨でも降って持久力勝負になってほしい」



◆ロードヴァンドール
【牡6・昆貢厩舎】


《23日(火)朝の表情:栗東》【東スポ】
前走の阪神大賞典では途中からハナに立ち、3着にしぶとく粘ったロードヴァンドール。レース後も順調そのものだ。

【昆助手】
「ジョッキー(横山典)から“長い距離を使った方がいい”とのアドバイスをもらって距離を延ばしたんだ。厳しい展開の中、よく踏ん張ってくれたよ。坂路で2本乗ったり、ウッドと逍遥馬道で乗ったりと、調教を工夫した効果も出ているのかな。レース後も状態面は心配なし。切れるタイプではなく、どれだけ長くいい脚を使えるかという馬。うまく自分の形で運べれば」






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《関東馬・美浦》


◆グローリーヴェイズ
【牡4・尾関厩舎】


《1週前.追い切り・美浦》【サンスポ】
日経新春杯勝ち以来のグローリーヴェイズは、Wコースで6ハロンからびっしり追われ、82秒1-12秒5で僚馬と併入した。

【尾関調教師】
「相手も動く馬だし、まだ体に重いところもある中で頑張って動いてくれた」



《23日(火)朝の表情:美浦》【東スポ】
日経新春杯勝ち以来となるグローリーヴェイズは、南の角馬場から坂路を1本。自らハミを取る好気合を示し、ラストは鞍上が抑えながら1ハロン15・4秒でフィニッシュした。

【尾関調教師】
「体調はいいし、まだ上がってくる余地もあります。菊花賞(5着)は不利な大外枠。道中のコース取りを考えれば、勝ち馬ともそこまでの差はないはず。(24日の)追い切りはジョッキー(戸崎圭)騎乗で感触をつかんでもらう」



◆フィエールマン
【牡4・手塚厩舎】


《1週前.追い切り・美浦》【東スポ】
フィエールマンの1週前追い切りは、南ウッド追走内で3頭併せ最先着。6ハロン81・5―37・9―12・4秒と時計も申し分ない。フットワークに弾力が戻って身のこなしは実にシャープ。

【手塚調教師】
「前走(AJCC=2着)時は軽い熱発もあり順調さを欠いていた。しかもシャケトラより1キロ重くてあの内容ですから、力を再認識しました。中間の調整は順調で菊花賞を勝った時と同じくらいの雰囲気で臨めそう。期待は大きいですよ」