【秋華賞. 2018】
【注目馬】
【追い切り後/調教師コメント】


【4回京都.5日目】
【2018年. 10月14日(日曜日)】
【第23回.秋華賞.G1】
【3歳. 牝馬. 芝2000m】


『秋華賞. 2018』の『最終/追い切り後/調教師コメント』をまとめています。


『秋華賞』とは、牝馬三冠(桜花賞・オークス・秋華賞)の最終戦ですね。

◆過去10年の間隔データを調べてみると…
◇3週以内【0-1-2-14】
◇4週【6-8-6-62】
◇5~9週【4-1-2-53】
◇10週以上【0-0-0-20】

『間隔10週以上馬は、全て馬券対象外』でした。




【東スポweb】【www.tokyo-sports.co.jp】
【日刊スポーツ】【www.nikkansports.com】
【スポーツ報知】【www.hochi.co.jp】
【スポニチアネックス】【m.sponichi.co.jp】
【サンスポ.COM】【sanspo.com 】


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【更新情報】
水曜日・木曜日に行われる『注目馬・最終.追い切り後・調教師コメント』も、今後掲載していきます。
(情報量が多く、形容詞の少ない記事を優先)


《1週前.追い切り》
◆カンタービレ
◆サラキア
◆スカーレットカラー
◆ラッキーライラック

◆アーモンドアイ
◆プリモシーン

《9日(火)朝の表情》
◆サラキア
◆ラッキーライラック

◆アーモンドアイ
◆プリモシーン

《10日(水)最終追い切り》
◆オールフォーラブ
◆サラキア
◆ミッキーチャーム
◆ラッキーライラック
◆ラテュロス
◆ランドネ

◆アーモンドアイ
◆トーセンブレス
◆パイオニアバイオ
◆プリモシーン

《11日(木)最終追い切り》
◆カンタービレ
◆スカーレットカラー

《11日(木)朝の表情》
◆サラキア
◆アーモンドアイ




《関西馬・栗東》


◆オールフォーラブ
【牝3・中内田厩舎】


《10日(水)最終追い切り・栗東》【東スポ】
オールフォーラヴは、ウッド6ハロンから幸を背に単走追い。折り合い重視の稽古となったが、力強い伸びを見せてフィニッシュした(81・0―37・5―12・2秒)。

【幸騎手】
「感触も状態も良かった。ガマンができていて、しまいの反応もいい。本番でもしっかり伸びそうな感じ」



◆カンタービレ
【牝3・中竹厩舎】


《1週前.追い切り・栗東》【日刊スポ】
秋華賞(の1週前追い切りが東西トレセンで行われた。カンタービレは、栗東Cウッドで3頭併せを行った。中ワイドファラオ(新馬)、外グローブシアター(古馬1600万)の最内を馬なりで最先着。6ハロン86秒2-11秒6をマークした。前走ローズS1着では、折り合い面での進境をアピール。この日も落ち着いた追走が目を引いた。

【辻野助手】
「変なテンションの高ぶりもなく、順調にきている。京都の内回りなら楽しみを持てる」と先行策でのG1制覇を見据える。



《11日(木)最終追い切り・栗東》【東スポ】
カンタービレは打倒アーモンドアイへ視界良好だ。ウッド追走態勢から、きっちり併入決着に持ち込んだ(6ハロン83・9―37・3―12・0秒)。オークスでは13着に惨敗したものの、前哨戦のローズSではサラキアを抑えて快勝。『調教での感触から自信があった』と手綱を取ったルメールも太鼓判を押す強さだった。成長曲線は間違いなく右肩上がりと言える。

【辻野助手】
「前走は春からの成長を感じる内容。体重は変わっていないけど、見た目が大人っぽくなった。春は機動力でなんとかやってきたが、前走はそれに加えて末脚のキレもありました。阪神外回りの長い直線でも押し切れましたからね。(より機動力が求められる京都内回り2000メートルの舞台にも)直線が短いコースですが、こなしてくれると思う。機動力、キレ、スピードを最大限に生かせれば」



◆サラキア
【牝3・池添学厩舎】


《1週前.追い切り・栗東》【東スポ】
ローズSで2着だったサラキアは、ウッドで併せ馬。馬なりで先着を果たして、6ハロン84・6―68・7―52・9―38・7―11・8秒。

【池添学調教師】
「体を減らさなくなったことで調整がしやすくなっています」



《9日(火)朝の表情・栗東》【東スポ】
2着だったローズSからの戴冠を狙うサラキアは、坂路を軽快に駆け上がった。

【山田助手】
「雰囲気は良かったですね。春に比べてカイバ食いが良くなり、調整しやすくなっている。前走は気持ち余裕があったので、その前の小倉(青島特別=1着)くらいの体付きで出したい。内回りは有利とは言えないけど、いい脚を使ってくれる馬なので、楽しみにしています」



《10日(水)最終追い切り・栗東》【サンスポ】
サラキアは春のチューリップ賞、サンスポ賞フローラSとも4着で本番に出走できなかったが、秋はローズS2着で出走権をつかんだ。この日は、栗東CWコースで馬なり。スナップの利いた歯切れのいい脚さばきで、単走ながらラスト1Fを11秒6でまとめた。春は非力な感が残っていたが、夏を越してのパワーアップがうかがえる。
(6ハロン82・9―38・3 ―11・6秒)

【山田助手】
「調教で動くし、レースでも真面目。春よりカイ食いが良化し調整がしやすくなった。スタートの一完歩目が下手。それでも以前は3~4馬身くらい遅れたのが、今は1馬身くらい」



《11日(木)朝の表情・栗東》【東スポ】
ローズS・2着から本番に臨むサラキアは軽めの運動メニューを行った。

【池添学調教師】
「(10日の)最終追い切りは細かい指示は出さず、馬を気分良く走らせるように心がけました。ところどころ行きたがる面を見せながらも抑えは利いていて、直線でもスッと反応。いつも通り、いい感じで動けていましたね。ここまで順調にこれたので、レースで全てがかみ合えばチャンスも出てくると思います」



◆スカーレットカラー
【牝3・高橋亮厩舎】


《1週前.追い切り・栗東》【スポニチ】
ローズS13着で休み明けを叩いたスカーレットカラーが急上昇ムードだ。1週前追い切りはCWコース6F80秒8(ラスト12秒4)と好時計をマーク。

【喜多助手】
「休み明けだと、どうしても仕上がり切らないタイプなんです。その点、1回使うと硬さが抜けてやわらかくなるし、状態は一変していますよ。(1F延長については)むしろいいと思います」



《11日(木)最終追い切り・栗東》【東スポ】
スカーレットカラーはポリトラックで馬なり調整も、動き自体はまずまずだ(5ハロン67・0―37・8―12・0秒)。

【高橋亮調教師】
「変則日程でレースまで中2日になるのでポリで追い切りました。良化途上の前走(ローズS=13着)を使って上積みはあります。強いメンバー相手にどこまでやれるかですね」



◆ミッキーチャーム
【牝3・中内田厩舎】


《10日(水)最終追い切り・栗東》【東スポ】
ミッキーチャームは、川田を背にウッド6ハロンから単走。終始ゆったりしたペースで運び、1ハロン11・5秒と鋭く伸びた(82・6―37・4秒)。


【猿橋助手】
「使うごとにテンションが高まる中での3連勝。前向き過ぎる気性で操縦性に課題があるけど、そこを考慮しながら調整できている」



◆ラッキーライラック
【牝3・松永幹厩舎】


《1週前.追い切り・栗東》【スポニチ】
秋華賞の1週前追いが東西トレセンで行われた。オークス3着以来の実戦となるラッキーライラックは、CWコース併走でナンヨープルートー(4歳1000万)を追走。追われると力強いフットワークを披露し、あっさり4馬身先着した。7F97秒3~1F11秒9(一杯)。

【松永幹調教師】
「いい伸び。凄く気合が乗って、やる気になっているが我慢もできている。(ローズSを右後脚球節部の腫れで見送り、本番直行となることについては)元々、休み明けだからどうこういうタイプではない。気にすることはないよ。京都も内回りもいい」



《9日(火)朝の表情・栗東》【東スポ】
桜花賞2着→オークス3着のラッキーライラックは、坂路を活気十分に駆け上がった。

【丸内助手】
「ぶっつけ本番になる誤算はありましたが、1週前にしっかり追ったことで、馬がグンと良くなりました。久々でも走れる馬ですし、最終追い切りはサラッとやる程度で十分でしょう」



《10日(水)最終追い切り・栗東》【サンスポ】
ぶっつけ本番もOK。昨年の2歳女王ラッキーライラックが栗東CWコースで弾んだ。6Fで5馬身、5Fで8馬身の差はあったか。飛ばしたナンヨープルートーに対して、マイペース。馬なりで4角内から射程圏に捕らえ、持ったままの直線で、ナンヨーをスッと1馬身引き離した。
(6ハロン81・9―65・5―51・6―38・4―11・8秒)

【松永幹調教師】
「先週しっかりやったので余裕を持たせたが、我慢が利いて動きはいいね。反応も良く、これで仕上がったと思う。(右後肢球節部の腫れで直行策になったが)脚元は気にせず手加減なくやってきた。(オークスから20キロ増の馬体は)成長分。背が高く走りが力強くなった。アーモンドアイにどこまで追いつけるかだけど、競馬はやってみないと分からない。京都内回りで力を出し切れば」



◆ラテュロス
【牝3・高野厩舎】


《10日(水)最終追い切り・栗東》【日刊スポ】
ローズS3着のラテュロスは、坂路を4ハロン55秒9-12秒7で駆け上がり、新馬のライトヴェロシティと併入した。13番人気の前走に続き、波乱を演出するか。

【高野調教師】
「予定通り。きっちり仕上がった。そんなにパワータイプじゃないし、京都の馬場は合っている」



◆ランドネ
【牝3・中竹厩舎】


《10日(水)最終追い切り・栗東》【スポニチ】
馬っぷりの良さならメンバー中屈指のランドネは、坂路単走でいっぱいに追われ、4F51秒9~1F12秒0の好時計をマーク。

【辻野助手】
「春に比べて落ち着きがあるので、攻めることができる。充実してます。今の精神状態なら、ハナじゃなくても落ち着いて走れそうです」と説明。レース戦法は逃げも選択肢に入れつつ、他馬の出方次第で柔軟に対応する構えだ。





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《関東馬・美浦》


◆アーモンドアイ
【牝3・国枝厩舎】


《1週前.追い切り・美浦》【東スポ】
牝馬3冠完全制覇を狙うアーモンドアイは、主戦ルメールを背に南ウッドへ登場。2馬身先行するロジチャリス(古馬オープン)に直線で内から並びかけると、ラスト1ハロン過ぎに一気に加速。楽々と1馬身半先着し、上々の態勢をアピールだ(6ハロン82・3―12・2秒)。鞍上は渾身の仕上げを約束した。

【ルメール騎手】
「ちょっと太いけど、動きは良かったし、息もすぐに入った。トップコンディションに持っていくため、来週も乗って同じくらいやります」



《9日(火)朝の表情・美浦》【東スポ】
史上5頭目の牝馬3冠を狙うアーモンドアイは、南ウッドでキャンター。ハロン16秒ペースで軽快に駆け抜けた。

【国枝調教師】
「見ての通り順調そのもの。動きはもちろん、調教後も落ち着きがあるし、1頭になっても動じない。なかなかいないよ、こんな馬。追い切りは予定通り明日(10日)。先週に続いてジョッキー(ルメール)に乗ってもらう予定だよ」



《10日(水)最終追い切り・美浦》【東スポ】
アーモンドアイはウッドで予定した追い切りを、急きょ坂路へとコース変更。突然の発表は当然のように報道陣をザワつかせたが、国枝調教師は涼しい顔でその理由を説明した。

【国枝調教師】
「馬が充実し踏み込みが深くなったことで、昨日(9日)ウッドで交突(前脚と後脚がぶつかること)するアクシデントがあった。先週にウッドでやっているし、そのリスクを少なくするために坂路でという決断です」

 この日は角馬場で入念なウオーミングアップを済ませた後に、主戦のルメールを背に坂路を1本。『しっかりやる』(国枝調教師)との言葉通り、7馬身ほど先行するミッキークロス(古馬500万下)を目標にスタートから加速した。外ラチ沿いを走る先行馬に対して、アーモンドアイは馬場の中央を通り徐々にその差を詰めにかかる。鞍上は手綱を持ったまま。それでもダイナミックなフットワークでグングンと差を詰め、最後は余裕を持って併入フィニッシュ。モニターに映し出された4ハロン49・7―12・5秒の圧巻の数字には、周りで見ていた他の調教師からも感嘆の声が上がったほどだ。

【国枝調教師】
「馬場の走りやすさもあったが、ほとんど追ってないし、(数字は)やはりこの馬の能力じゃないかと思います。動きは素晴らしいんじゃないかな。ルメールも会話の中では悪い話をしないしね。見た目に筋肉がついてきたし、馬体重はおそらく10キロ以上増えての出走になると思います。(京都内回りに舞台が替わることについては)外回りよりは先行有利と感じますが、アーモンドアイが普通に走ってくれれば何とかなるかな。ただ競馬は何があるかわからないので、あとは運だと思います」



《11日(木)朝の表情・栗東》【東スポ】
アーモンドアイは厩舎周りの運動で調整された。

【国枝調教師】
「(10日の)最終追い切りは坂路にしたが、仕上がりは問題ないよ。4ハロン49・7秒は一番時計か。これで競馬も一番なら言うことないな(笑い)。土曜朝に京都に出発するけど、これまでも輸送は何ら問題ない馬。内回りでどんな競馬をするかだけど、普通に走ってくれば結果はついてくるはず」



◆トーセンブレス
【牝3・加藤征厩舎】


《10日(水)最終追い切り・美浦》【東スポ】
トーセンブレスは、南ウッド4ハロンから藤岡佑を背に単走追い(53・1―38・9―12・7秒)。馬なりもバネのあるフットワークでゴールを駆け抜けた。

【藤岡佑騎手】
「すでに仕上がっており、感触を確かめる内容。想像した通り弾むような走法の馬で、気持ちのいい追い切りでした。いいレースができるよう頑張りたい」



◆パイオニアバイオ
【牝3・牧厩舎】


《10日(水)最終追い切り・美浦》【東スポ】
パイオニアバイオは、柴田善を背に南ウッド5ハロンから併せ馬。余力十分に同厩の古馬500万下に先着した。休み明けを叩かれて型通り良化している(66・4―38・2―12・5秒)。

【柴田善騎手】
「いい動き。以前よりも力強くなって、反応も良くなった。京都の内回りも合いそうなので楽しみ」



◆プリモシーン
【牝3・木村厩舎】


《1週前.追い切り・美浦》【サンスポ】
関屋記念勝ちのプリモシーンは、Wコース4ハロン52秒5-12秒5を馬なり。

【木村調教師】
「単走でしっかり真っすぐ走っていたし、稽古の中では成長がうかがえる。明らかに春とは質の違う走りをしている」



《9日(火)朝の表情・美浦》【東スポ】
関屋記念で年長馬を撃破したプリモシーンは、坂路経由で南D(ダート)入り。落ち着いた様子で、淡々とメニューを消化した。

【木村調教師】
「バタバタしたところがないのがいいですね。春は精神的に難しい面がありましたが、前走やこの中間はその点が違います。今回もできるだけいい形で、ジョッキー(北村宏)にバトンタッチできれば」



《10日(水)最終追い切り・美浦》【東スポ】
プリモシーンは、南ウッド4ハロンから3頭併せ。最後方から直線最内に潜ると、追い出す2頭を横目に馬なりで併入(51・9―37・3―12・0秒)。加速感十分の好稽古で、しっかり態勢を整えた。

【木村調教師】
「先週までに課題を修正できたので今週は、パフォーマンスを上げる内容。速い時計を出す必要はないし、普段通りのメニューで十分」