【札幌記念. 2018】
【注目馬】
【最終/追い切り後/調教師コメント】


【2回札幌.2日目】
【2018年. 8月19日(日曜日)】
【第54回.札幌記念.G2】
【3歳上. 定量. 芝2000m】


『札幌記念. 2018』の『最終/追い切り後/調教師コメント』をまとめています。


『札幌記念』は、2006年より『サマー2000シリーズ・第4戦』に指定されています。

過去10年のデータ(2013年.函館除く)を調べてみると、1番人気馬の成績は【2-5-1-2】。『優勝馬は7番人気以内馬』でした。




【東スポweb】【www.tokyo-sports.co.jp】
【日刊スポーツ】【www.nikkansports.com】
【スポーツ報知】【www.hochi.co.jp】
【スポニチアネックス】【m.sponichi.co.jp】
【サンスポ.COM】【sanspo.com 】


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【更新情報】
水曜日・木曜日に行われる『注目馬・最終.追い切り後・調教師コメント』も、今後掲載していきます。
(情報量が多く、形容詞の少ない記事を優先)


《1週前.追い切り》
◆クロコスミア
◆サウンズオブアース
◆マイスタイル
◆マカヒキ
◆モズカッチャン

◆ゴーフォザサミット
◆サクラアンプルール
◆サングレーザー
◆ネオリアリズム
◆ミッキースワロー

《14日(火)朝の表情》
◆スティッフィリオ
◆マイスタイル

◆ミッキースワロー

《15日(水)最終追い切り》
◆マイスタイル
◆マカヒキ
◆モズカッチャン

◆ゴーフォザサミット
◆サクラアンプルール
◆サングレーザー
◆ネオリアリズム
◆ミッキースワロー

《16日(木)最終追い切り》
◆クロコスミア



《関西馬》


◆クロコスミア
【牝5・西浦厩舎】


《1週前.追い切り・札幌》【東スポ】
クロコスミアの1週前追い切りは、ダート5ハロン67・6―38・3―12・5秒。早めの札幌入りでじっくりと乗り込む。徐々に気合が乗って馬体も整いつつある。

【北添助手】
「海外遠征(ドバイターフ=7着)後なのでじっくりと時間をかけて調整してきた。放牧先でもうまくケアしてくれているし、ここまで順調そのものです」



《16日(木)最終追い切り・札幌》【東スポ】
ドバイターフ(7着)以来の実戦となるクロコスミアは、角馬場で入念なウオーミングアップを行った後、勝浦に乗り替わって本馬場(芝)へ。単走馬なりのまま5ハロン66・9―37・7―12・5秒の時計を刻んだ。

【北添助手】
「しっかりと乗り込んでいるので直前はこれくらいで十分。遠征後のレースになるけど、体はしっかりできていて430キロ台で出走できそう。ジョッキーも以前に乗っていてクセはつかんでくれているし、成績通り馬場は渋っても大丈夫。いいレースをしてほしいね」



◆サウンズオブアース
【牡7・藤岡健厩舎】


《1週前.追い切り・函館》【東スポ】
サウンズオブアースの1週前追い切りは、藤岡佑を背にウッドで併せ先着。ラストはしっかり追われて5ハロン67・9―38・3―12・4秒。態勢は十分に整っている。

【影山助手】
「2週続けて稽古にジョッキーが乗って動きは良かった。鞍上もやる気がある、と言ってくれた。最近は結果が出ていないが馬の状態はすごくいい。近走のようなことはないと思う」



◆スティッフィリオ
【牡4・音無厩舎】


《14日(火)朝の表情・函館》【東スポ】
北海道シリーズ1→2→1着でオープン入りを果たしたスティッフェリオは、角馬場→ウッドでキャンター調整。陣営は色気を見せていた。

【武田助手】
「日曜に速いところをやった時はいつもより手前をうまく替えてくれて、いいバランスで走れていた。2走前(五稜郭S=2着)は道悪で上滑りする感じだったけど、今の走りなら馬場は渋っても対応できると思う。相手は強くなるが、競馬が上手な馬なので、好位の2、3番手で流れに乗れるようなら」



◆マイスタイル
【牡4・昆厩舎】


《1週前.追い切り・札幌》【東スポ】
マイスタイルの1週前追い切りは、ダート6ハロン80・0―38・5―13・3秒。ラストは鈍ったが、テンから飛ばす負荷のかかった内容。好調をキープできている。

【昆調教師】
「札幌に来て水曜(8日)に追い切りができたのは良かった。この一本で変わってきそう。洋芝での近2戦がすごくいい内容だった。ここは秋を占う一戦になるだろう」



《14日(火)朝の表情・札幌》【東スポ】
マイスタイルは田中勝を背に角馬場を軽快な脚取りで周回した後にダートへ入ると、気合満々にラストはハロン14秒を切るほどの勢いを見せた。

【田中勝騎手】
「順調だと思う。いい感じだし、連闘の後だけどダメージもない。この馬の一番の持ち味は持久力。しぶとい馬なので、その意味でも洋芝は合うね」



《15日(水)最終追い切り・札幌》【東スポ】
マイスタイルは主戦・田中勝を背に芝6ハロンから単走追い。テンから抜群の行きっぷりでピッチを上げて、スピード感満点に直線へ。ラストも馬なりのまま重馬場を苦にせず1ハロン12・1秒のフィニッシュ(78・9―36・0秒)。連勝中の今夏の勢いを誇示する総仕上げを披露した。

【田中勝騎手】
「悪くないよ。今回は他に逃げる馬がいて、流れが速くなるのもいいと思う。(自身、JRA重賞50勝にリーチがかかるが)意気込みとか話すのは恥ずかしくてダメ。GI馬に胸を借りるつもりで行って、いい競馬をすれば秋が楽しみになるから」

【昆調教師】
「気持ちが乗っていたし、悪い馬場でもしっかり走った。条件戦を連勝してのGIIだけど、もともとダービー4着の実績馬。洋芝、小回りが合うのも間違いない。夏は勢いが重要だから」



◆マカヒキ
【牡5・友道厩舎】


《1週前.追い切り・函館》【東スポ】
マカヒキの1週前追い切りは、芝で先行した2組の併せ馬を目標に外を回って先着。馬なりで5ハロン62・7―35・5―12・2秒。丹念に乗り込んで好仕上がり。

【友道調教師】
「小回りコースだけど札幌芝二千はコーナーがゆったりしているからね。あとは鞍上(ルメール)に任せます」



《15日(水)最終追い切り・札幌》【東スポ】
マカヒキは、雨の降りしきる芝コースを単走追い。復活請負人となったルメールが手綱を取り、4ハロンから徐々にピッチを上げていき52・8―38・2―12・2秒(馬なり)。いいころのキレッキレのパフォーマンスとまでは言い切れないものの、滑らかでバランスのいいフォームはさすがダービー馬と思わせるもの。ただし、“完全復活”を期待する側からすれば、ダービー馬らしいド迫力の動きを見せてほしかったのが本音。あとはレースでそのすごみがどこまで戻ってくるのかが焦点だろう。

【ルメール騎手】
「すごくいい状態でうれしい。けさは馬上で幸せな気持ちだった。ハミを取ったらスーッと行った。彼のコンディションはいいと思う。今日の馬場はそう重くなかった。クッションが利いていた。速い馬場のほうがいいけど道悪も問題なさそうな走り。(最後に完全復活に向けては)札幌コースはそんなに難しくない。中山で勝っていて、同じようなコース形態。それに彼はダービー馬ですから。絶対能力があるし、コンディションさえ良ければ勝てる」



◆モズカッチャン
【牝4・鮫島厩舎】


《1週前.追い切り・函館》【東スポ】
モズカッチャンの1週前追い切りは、芝でマカヒキの後ろから追走。先行勢に追いつかなかったが、5ハロン61・8―35・0―12・2秒(強め)の数字は文句なし。馬体も仕上がっている。

【古川助手】
「競馬で注文がつかないタイプだし、洋芝も間違いなく合うと思います。叩き良化型という点がどうかだけですね」



《15日(水)最終追い切り・函館》【スポニチ】
昨年のエリザベス女王杯覇者モズカッチャンは、函館で調整。1週前の芝コース(5F61秒8~1F12秒2)はマカヒキらと、ともに実戦さながらの稽古を消化。そのため当週は硬さを残さないよう、細心の注意を払っての最終追いとなった。助手を背にWコース単走で5F68秒8。直線はリズミカルな脚の運びでラスト1F13秒0。鮫島師が順調ぶりを伝える。

【鮫島調教師】
「先週が多少オーバーワークになったからね。心配したけど、しっかりとケアすることができた。休ませてから体はパワーアップ。気合を表に出して走る牝馬だし、久々でも力は出せる仕上がりだね。渋った馬場は問題ない。血統(父ハービンジャー)からも、洋芝は合いそうだしね」





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《関東馬》


◆ゴーフォザサミット
【牡3・藤沢和厩舎】


《1週前.追い切り・札幌》【東スポ】
ゴーフォザサミットの1週前追い切りは、芝で5ハロン75・0―42・4―12・5秒。軽めだが、札幌入り後は乗り込み入念。馬体もたくましく悪くない仕上がり。

【藤沢和調教師】
「調教はずっと続けていたので状態はいいですよ。洋芝は新馬戦で5着。馬場はこなせます。これを使って次は神戸新聞杯ですかね」



《15日(水)最終追い切り・札幌》【東スポ】
ゴーフォザサミットは、蛯名騎乗で芝コース5ハロンから3頭併せ。2馬身間隔でスタートし、最後方追走から直線は外へ。馬なりでラスト1ハロン12・3秒(5ハロン69・2―38・8秒)で併入した。

【蛯名騎手】
「先週より体がほぐれてきた感じがする。順調に良くなっている」



◆サクラアンプルール
【牡7・金成厩舎】


《1週前.追い切り・函館》【東スポ】
サクラアンプルールの1週前追い切りは、ウッド単走で馬場の外めを回って5ハロン68・9―39・9―12・5秒。前走(函館記念=2着)を叩かれて馬体の張りや気合は増してきた。

【池上助手】
「目一杯の仕上げではなかった前走でもいいレースができた。使って体調は上向き。相手は強くなるが、昨年勝ったレースで適性は確か。持ち味を生かす競馬ができれば好レースになる」



《15日(水)最終追い切り・函館》【東スポ】
昨年覇者サクラアンプルールは、ウッド5ハロンから3歳未勝利馬と併せて楽な手応えで半馬身先着(70・0―39・5―12・5秒)。ひと叩きされ動きは一変した。

【石川厩務員】
「今朝の反応は良かったね。前回(函館記念=2着)より明らかに状態はいいし、良馬場でやれれば」



◆サングレーザー
【牡4・浅見厩舎】


《1週前.追い切り・札幌》【東スポ】
サングレーザーの1週前追い切りは、芝6ハロン78・0―34・5―12・0秒。併せ馬で遅れたが、4馬身追走してのもの。動きに切れがあり、今週の1本で整いそう。

【浅見助手】
「放牧先で体をふっくらさせて直接札幌へ。稽古は(アストラエンブレムに)遅れたが相手も動く馬だからね。出して行くとかむことがあるからじっくり運んで末脚を生かす競馬ができれば」



《15日(水)最終追い切り・札幌》【東スポ】
サングレーザーは、芝5ハロンから上がり重点の単走追い。直線は軽く仕掛けられて1ハロン12・2秒。最後まで集中した走りで気配は上々だ(69・4―38・7秒)。

【浅見助手】
「1週前にしっかり追ってピリッとしてきた。タメれば切れる脚が使える馬。折り合いがカギだが、洋芝実績もあるし、じっくり運んで末脚を生かしたい」



◆ネオリアリズム
【牡7・堀厩舎】


《1週前.追い切り・函館》【東スポ】
ネオリアリズムの1週前追い切りは、芝での併せ馬で楽々先着して5ハロン66・9―37・3―12・0秒(馬なり)。いくらか緩さの残る体つきだが動きは力強い。

【渡辺助手】
「函館は涼しいこともあっていい調整ができています。1週前追い切りは少しモサモサしましたが、このひと追いでスムーズさが出てくれれば」



《15日(水)最終追い切り・函館》【東スポ】
昨年の香港GIクイーンエリザベスII世Cの覇者ネオリアリズムにとって、この札幌記念は一昨年に重賞初制覇を成し遂げたゲンのいい舞台だ。9日には豪GIコックスプレート(10月27日=ムーニーバレー競馬場・芝2040メートル)への登録も発表された。

【渡辺助手】
「ドバイ遠征の疲れも取れてフレッシュな状態。函館は涼しいこともあっていい調整ができています。ドバイターフは道中の落鉄と、レース前からテンションが上がって流れに乗れなかったようですね。昨年は体調が整わず(札幌記念に)出走できませんでしたが、今年は順調。洋芝が合うのか実績がありますし、いい状態で送り出せそうです」

「ジョッキーのモレイラはこの馬のことをよく知ってますからね。海外遠征はここの結果を踏まえての選択肢のひとつ」

最終追い切りは、まず角馬場入り。入念に息を整えた後、ウッドで単走追い。前日からの降雨で重たくなった馬場ということもあって、道中はノメる感じの走り。直線は流してのフィニッシュになった。腹回りにも余裕があって、本調子にはひと息に映った(5ハロン69・2―39・8―13・2秒)。陣営は本来の姿には戻り切っていないと前置きしつつも、着実に良化を遂げていると話した。

【渡辺助手】
「追い切り前の計量で520キロ。休み明けのせいか、まだ体は絞れてきていないかな。ただ、先週は手前の替え方などモサモサしていたけど、そのあたりは徐々にスムーズになっているので」



◆ミッキースワロー
【牡4・菊沢厩舎】


《1週前.追い切り・函館》【東スポ】
ミッキースワローの1週前追い切りは、ウッドで単走。馬なりで5ハロン65・9―38・1―12・5秒。動きは力強く、少し余裕の残る馬体もこのひと追いで絞れそう。

【菊沢調教師】
「1週前追いの動きは良かった。息遣いも良化してきた。前走(大阪杯=5着)は輸送と暑さで馬体を減らしたけど、今はカイバをしっかり食べて回復している。時計のかかる洋芝は理想的な馬場ですね」



《14日(火)朝の表情・函館》【東スポ】
ミッキースワローは、角馬場からダートに移動してキャンター。その後はパドックでスクーリングを行い、落ち着いた雰囲気で最終追い切り前日の調整を終えた。

【菊沢調教師】
「追い切りは馬場の状態を見てウッドか芝かを決めたい。先週しっかり追った疲れもなく、春先に比べて丈夫になった。何より今回はフレッシュな状態で臨めるからね」



《15日(水)最終追い切り・函館》【東スポ】
ミッキースワローは、3週続けて菊沢調教師自らが手綱を取ってウッド5ハロンから単走追い。1週前にウッドで5ハロン65秒台としっかり負荷をかけているので、今朝は感触を確かめる内容だったが、重たい馬場をものともせずに67・7―39・1―12・5秒と抜群の動きを披露した。

【菊沢調教師】
「重たいチップを考えれば、よく動けていたね。いいリフレッシュができたようで、走るフォームが変わって、重量感が出てきた。鞍上(横山典)もこの馬の素質を買ってくれている。先行馬が多くて、どういうペースになるか分からないけど、そのあたりは臨機応変に立ち回ってくれると思う」