【アルゼンチン共和国杯. 2017】
【出走予定・注目馬】
【追い切り後・調教師コメント】


【5回東京.2日目】
【2017年. 11月5日(日曜日)】
【第55回.アルゼンチン共和国杯.G2.ハンデ】
【3歳上. 芝2500m】


『アルゼンチン共和国杯. 2017』に出走予定の『注目馬・追い切り後・調教師コメント』をまとめています。


『アルゼンチン共和国杯』とは、東京競馬場.芝2500m.で行われる、3歳以上馬による『ハンデキャップ・G2レース』です。因みに、2013年.東京競馬場改修以降の、連対馬を調べてみると、『14回中11回で1~2番人気馬のどちらかが連対』しています。1~2番人気馬が揃って連対しなかった3回は、18頭立てのフルゲートの時でした。




【東スポweb】【www.tokyo-sports.co.jp】
【日刊スポーツ】【www.nikkansports.com】
【スポーツ報知】【www.hochi.co.jp】
【スポニチアネックス】【m.sponichi.co.jp】
【サンスポ.COM】【sanspo.com 】


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【更新情報】
水曜日・木曜日に行われる『注目馬・最終.追い切り後・調教師コメント』も、今後掲載していきます。
(情報量が多く、形容詞の少ない記事を優先)


《1週前.追い切り》
◆カレンミロティック
◆スワーヴリチャード
◆デニムアンドルビー
◆ハッピーモーメント
◆ヒットザターゲット

◆セダブリランテス

《1日(水)最終追い切り》
◆カレンミロティック
◆スワーヴリチャード
◆デニムアンドルビー
◆レコンダイト

◆セダブリランテス
◆ソールインパクト
◆プレストウィック

《2日(木)最終追い切り》
◆アルバート



《関西馬・栗東》


◆カレンミロティック
【セ9・平田厩舎】


《1週前.追い切り・栗東》【東スポ】
カレンミロティックの1週前追い切りは、坂路4ハロン55・4―40・3―13・6秒。時計は遅いが、馬場が渋っていたし、鞍上の手綱は押さえられたまま。順調だ。

【平田調教師】
「前走(京都大賞典=8着)は長期休養明けとすれば悪くないレースだった。これまで東京では結果が出ていないけど、たまたまだと思うし、使った上積みもあるからね」



《1日(水)最終追い切り・栗東》【東スポ】
カレンミロティックは池添騎乗で坂路単走。攻め馬駆けしないタイプだが、キビキビしたフットワークで、しまいまで脚が衰えなかった(4ハロン52・6―12・7秒)。

【高阪助手】
「今朝は馬場も良かったんだろうけど、最近の中では一番いい動きだった。休養明けを叩いて上積みはあるし、あとは長距離輸送をどう克服するか」



◆スワーヴリチャード
【牡3・庄野厩舎】


《1週前.追い切り・栗東》【サンスポ】
 スワーヴリチャードは世代の頂点を決める日本ダービーで3/4馬身差の2着に好走。しかし、12キロ減の“究極仕上げ”で激走した反動は予想以上に大きかった。夏場の調整が遅れ、トレセンに帰厩できたのが先月27日。ラスト1冠・菊花賞への参戦は断念せざるを得なかった。

 陣営は秋の始動戦をここに定め、さらに新パートナーにミルコを指名した。入念に乗り込みを重ねて、26日にはCWコースでラスト1F11秒7の切れ味を披露。併走パートナーにはあっさり1馬身先着した。(6ハロン84・0―37・6―11・7秒)


【M.デムーロ騎手】
「いい動きだったね。能力は高いと思うよ」

【庄野調教師】
「ミルコも癖をつかんでくれたはず。疲れで始動が遅れたけど、2週前に追い切って気持ちが目覚めてきた。ひと夏越して見た目にはそれほど変わっていなくても、大人びた雰囲気になってきている」

「(東京ではダービー2着、東スポ杯2歳S2着、共同通信杯Vと重賞3戦でオール連対については)いい競馬をしているし、距離や条件は合うから」



《1日(水)最終追い切り・栗東》【東スポ】
スワーヴリチャードは新パートナーのM・デムーロを背に、ウッド6ハロンから併せ馬。ドンアルゴス(2歳500万下)、ラセット(2歳未勝利)を15馬身ほど先行させて、最後方から追撃を開始した。

前との差は大きく開いていたが、鞍上は慌てず騒がず――。折り合いに専念しながらジワジワと差を詰め、直線半ばで悠々と先頭に躍り出た。最後まで楽な手応えで伸び切り、1馬身先着(6ハロン80・8―37・2―12・0秒)。ダービー(2着)以来の休み明けでも、仕上がりは上々だ。


【M・デムーロ騎手】
「落ち着いていて、いい感じだね。手前もうまく替えてくれた」

【庄野調教師】
「今朝はハミをトライアビットに替えて追い切った。ジョッキーもこの馬装がしっくりきたみたいなので、本番もこれでいく。以前は頭の位置の高い走りをしていたけど、しっかり首を使って走れるようになってきた」



◆デニムアンドルビー
【牝7・角居厩舎】


《1週前.追い切り・栗東》【東スポ】
デニムアンドルビーの1週前追い切りは、芝で5ハロン69・6―38・9―11・9秒。先行した前2頭に1馬身遅れたが余力は十分。動きもスムーズで気配は悪くない。

【辻野助手】
「前走(オールカマー=8着)は中山コースで内を回る形。じりじりと差を詰めた内容は悪くなかったと思う。休み明けをひと叩きし、得意の東京で距離も十分にある。この条件でどんなパフォーマンスを見せてくれるかですね」



《1日(水)最終追い切り・栗東》【東スポ】
デニムアンドルビーは坂路で併せ馬。手応えに余裕を残したまま併走相手をかわして先着を果たした(4ハロン52・9―13・0秒)。動きを見る限り衰えは感じられず、活気ある動きが目立った。

【辻野助手】
「前走(オールカマー=8着)は不向きな中山でもラストは伸びていましたからね。今回の距離、条件はベスト。頑張ってくれると思います」



◆ハッピーモーメント
【牡7・角居厩舎】


《1週前.追い切り・栗東》【東スポ】
ハッピーモーメントの1週前追い切りは、坂路を馬なりで4ハロン56・7―41・1―13・2秒。内容は軽いが、引き続いてきびきびと動けており雰囲気は悪くない。

【辻野助手】
「前々走(新潟記念=9着)は距離が足りなかったし、前走(京都大賞典=15着)は久々の右回りに加え、京都外回りの下り坂でトモが流れて脚がたまらなかった。春の目黒記念(3着)と同じ舞台なら期待できます」



◆ヒットザターゲット
【牡9・加藤敬厩舎】


《1週前.追い切り・栗東》【東スポ】
9歳馬ヒットザターゲットの1週前追い切りは、坂路4ハロン60・3―42・4―13・3秒としまいだけ伸ばした。動きに素軽さが出て、使った上積みは感じられる。

【清生助手】
「前走(京都大賞典=7着)は休養明けながらも見せ場はつくってくれた。年齢的な衰えはないし、叩いて気配は良くなっている。いい馬場でやりたいね」



◆レコンダイト
【牡7・音無厩舎】


《1日(水)最終追い切り・栗東》【サンスポ】
 春の目黒記念以来だった前走・京都大賞典で、レコンダイトは決して得意ではない決め手勝負のなか、3F33秒9の末脚で0秒4差5着まで追い上げた。堅実味は失われていない。

 栗東坂路で北村友騎手を背にサンライズノヴァと併せて、13秒6-12秒1-12秒4と快ラップを刻んだ。ラスト1Fも余裕十分に12秒8でまとめて半馬身先着。ひと叩きされた効果か、脚さばきは切れていた。


【北村友騎手】
「併せ馬で内に入ったが、よく動けていた。前走よりいい。その休み明けの前走は、もう少し前へ行きたかったが、外めをリズム良く行けたと思う。ジリっぽいと聞いていたが、ラストはあの末脚。1キロ軽い55キロになるし、上積みが期待できそうだよ」





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《関東馬・美浦》


◆アルバート
【牡6・堀厩舎】


《2日(木)最終追い切り・美浦》【東スポ】
アルバートは5日の新馬戦でデビューする、同厩の大物2歳ステラーインパクトと南ウッドで併せ馬。4コーナーで馬体を並べ、鞍上が直線仕掛けるとクビ差先着を果たした(4ハロン52・6―37・8―12・1秒)。

稽古駆けしない点を踏まえれば、時計的には及第点を与えられる内容。休み明けを使われて体のラインもシャープになった。昨年2着時よりも状態はむしろ上の印象。陣営も4つ目のタイトル奪取に自信をのぞかせた。


【森助手】
「短期放牧明けも順調に時計を出してきたし、動きの良さも目立っている。(前走のオールカマーでは勝負どころで不利があって7着に敗退したが)あれは力負けではないし、東京替わりも不問。何より長距離重賞では力が一枚上。今回は好勝負できると思う」



◆セダブリランテス
【牡3・手塚厩舎】


《1週前.追い切り・美浦》【東スポ】
セダブリランテスの1週前追い切りは南ウッド3頭併せの最内を馬なりで5ハロン67・7―37・6―12・7秒。変わらずの柔らかい動きで雰囲気も良好だ。

【手塚調教師】
「挫石でセントライト記念を回避したが、帰厩後の調整は順調で1週前追い切りは十分な動きだった。一線級相手に初コース、初距離と克服すべき課題は多いが、可能性を広げる走りを期待したい」



《1日(水)最終追い切り・美浦》【東スポ】
予定したセントライト記念を挫石で回避したセダブリランテス。ここは目指した菊花賞から変更された舞台となるが、この日は南ウッドで隙のない仕上げをアピールした。

先行するバトルマイスター(2歳新馬)、スターフィールド(2歳500万下)を目標に5ハロンから進み、4角でインに潜って直線へ。併入フィニッシュとはいえ、乗り手の体重差を思えば内容は十分だ(66・4―37・6―12・9秒)。


【手塚調教師】
「ゴール過ぎも伸ばしているし、これまで稽古と実戦が直結した馬。今回も力を出せる態勢でしょう。(距離は)経験がない分、不安もあるが、かかる馬ではないし、血統背景は問題ない。今後の可能性が広がる競馬ができれば」



◆ソールインパクト
【牡5・戸田厩舎】


《1日(水)最終追い切り・美浦》【日刊スポ】
 ソールインパクトは美浦ウッドで末脚を伸ばした。アンヴェイルド(古馬1000万)を3馬身追走し、1馬身先着。5ハロン67秒2-13秒0。しぶとく脚を使って、上々のタイムを計時した。格上挑戦だった4走前の七夕賞は3着に健闘しただけに、再び53キロでの重賞挑戦なら侮れない。

【斎藤助手】
「今回は脚の使いどころひとつ。状態的にも活気があっていいですね」



◆プレストウィック
【牡6・武藤厩舎】


《1日(水)最終追い切り・美浦》【東スポ】
プレストウィックは南ウッドで5ハロンから2頭併せ。シュミノー騎乗で3~4馬身追走でスタートし、直線は外へ。馬なりで併入し、態勢はきっちり整った(70・0―40・1―13・0秒)。

【武藤調教師】
「併せて柔らかみのあるいい動きだった。今年は丹頂Sを勝って臨めるので弾みという点で去年と違うね」